武道館に７０００人のファンを集めたよゐこの有野

　お笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉（４１）が５日、東京・日本武道館でイベント「有野の挑戦 ｉｎ 武道館」を行った。
 
　これはＣＳフジテレビＯＮＥのゲームバラエティー「ゲームセンターＣＸ」の放送１０周年を記念した５大プロジェクトの一環。７月のサウンドトラック発売を皮切りに、パリの「ジャパン・エキスポ」に参加し、この日を迎えた。さらに来年１月にはオリジナルゲームを発売、２月には映画「ゲームセンターＣＸ ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ」が公開される。
 ７０００人の観客の前でファミコンゲームに生挑戦した有野は「今日は家族が見に来ていた。家に戻ったら格好良かったか聞きたい。次女は『お父さん、武道館に行けるの？』とずっと心配していたから」とコメント。
 
　続けて「ステージに立つのは、ポケビ（ポケットビッツ）とブラピ（ブラッド・ピット）の前説以来。あの時は誰もよゐこに興味がなかった。だから客席が埋まるか心配だったが、全国各地から来てくださってありがたかった。今度やるときはツアー会社を巻き込みたい。次に大きなイベントをやるのは３０周年かな。その時は６０歳」と苦笑した。
 
　この日の“１人ファミコンプレー”は、番組のファン感謝イベントではなく有料制の興行。有野が延々とゲームに興じるだけで、７０００人が満員となるのだからたいしたものだ。
 
「ＣＳの地味な番組だが、これまでＤＶＤボックスを累計５０万セットを売り上げており、根強い人気がある。コンテンツ力で言えば、一大ブームを巻き起こして一足先に映画にもなった地上波の『ゴッドタン』（テレ東）より上かも」（関係者）。ＣＳの「いいとも！」になれるか？