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【石川】オスプレイ配備に揺れる人々 沖縄の怒り描く
金沢で記録映画上映米軍の新型輸送機オスプレイ配備に揺れる沖縄の人々の苦悩と抗議行動を記録したドキュメンタリー映画「標的の村」の上映会が3日、金沢市の金沢大角間キャンパスであった。監督で琉球朝日放送(QAB)キャスターの三上智恵さん(49)が講演し「沖縄の怒りを共有してほしい」と語り掛けた。(松岡等) 沖縄県北部の東村高江(ひがしそんたかえ)地区で、ヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する人々の暮らしと運動を中心にしながら、昨年秋の普天間飛行場(宜野湾市)へのオスプレイ配備直前、飛行場ゲートを封鎖した県民の運動と、これを同じ県民である県警機動隊が排除する様子を追う。沖縄で放送された番組に新たな動きを加え映画化した。 「映画にしたことの多くは全国に伝わっていない。沖縄の問題は原発など多くの地域が抱える問題ともつながっている。見た人が自ら意思表示するきっかけになれば」と話した。 映画は山形国際ドキュメンタリー映画祭で日本映画監督協会賞、市民賞を受賞。二十三日〜十二月六日、金沢市香林坊のシネモンドでも上映される。 PR情報
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