こんにちは、ARuFaです。
突然ですが皆さん、
「良いアイデア、浮かんでますか!?」
●アイデア【idea】 思い付き。着想。考案。
・・・人間は知識を持った数少ない動物。私達の歴史は先人のアイデアと共に進んできたと言っても過言ではありません。
エジソンの電球にしかり、ライト兄弟の飛行機にしかり、アイデアとは私達の暮らしを豊かにしてくれる素晴らしいものなのです。
しかし、画期的なアイデアを生み出すことは簡単なものではありません。
ウンウンと頭をひねり、様々な試行錯誤を重ね、それでも出ない時は出ないのです。
うーん
・・・というのも、実は僕自身もアイデアを生み出せずに困っている最中でして。
最近のゆるキャラブームに便乗して、ここらで画期的なキャラクターを開発して一儲けしようと思っているのですが、なかなか良い感じのアイデアが出ないのです。
ちなみに、数時間前に考えたキャラがこちらなのですが、
こんなクソカスみたいなアイデアしか出ず、絶望しております。
しかしこの時、オーバーヒートした僕の脳裏に、ある素晴らしい考えが突然浮かんだのです。
「うーん、いくら頭をひねってもアイデアが出ない・・・一体どうすれば」
「・・・ん? 『いくら頭をひねっても』? 頭を・・・ひねる?」
「・・・そうか!」
「実際に頭をひねってみればアイデアが出るんじゃないか?」
そう、「様々な考えを巡らせる」という意味である『頭をひねる』という慣用句。これを実際にやってみれば良いアイデアが出るのではないでしょうか。
というのも、昔から使われている言葉というのは、実証性があるからこそ現代まで語り継がれてきているはずですからね。
ならば!実際に頭をひねってみれば、画期的なアイデアもドバドバと搾り取れるはず! これは試す価値アリです!
・・・さあ、ということで、実際に頭をひねってみる道具として、サランラップと大きめのタオルを用意してみました。
今回はこの2つの道具を使用して頭をひねります。
まずは、ラップを長めに引っ張り出しまして、
そしてそれを顔に巻き付けます。
うん
どことなく穏やかな表情になりました。
しかし、表情に反してこの時点から息は満足にできなくなりますので、ここからの行程は早めに行いましょう。
サランラップを顔に巻き付けた後は、その上から大きめのタオルを巻きつけます。
このように
上の写真のように、縦方向に巻き付けるのがポイントです。
で、そうしましたら首側をガムテープで念入りに止めまして・・・
しっかり
そして最後に、頭側のタオルを軽くねじれば準備は完了です。
準備完了
何だかとんでもないビジュアルになりましたが、誰が何と言おうと準備は完了しました。準備完了以外の何物でもありません。
ちなみに、名付けて「アイデアひねり出しマシーン」。もしかしたら人類史に名を刻むことになるかもしれない世紀の発明品です。
しかし、そのメカニズムはシンプルそのもの。
頭のタオルをひねることにより、顔面全体がどんどん締めあげられていくのです。
まさにキャンディーの包み紙のような感じですね。このようにして頭をひねりあげれば、雑巾絞りの要領でアイデアがにじみ出ること受け合いです。
全体図
そして、頭をひねる役は力自慢の弟にやってもらうことにしました。
さあそれでは、準備が整ったところで早速検証してみましょう!
平成のエジソンに、俺はなる!!
弟 「・・・行きます。」
俺 「こいや!!」
ッ!!!??!??!?!?!
・・・ッッ!!??!?!!
・・・ッ?!!!????
?????!?!?!?!
・・・・・・・・・・・?
ーーーーーーーッ!!!!!!!
「・・・あぶねっ」
普通に死ぬかと思いました。
死ぬ死ぬ
何とか正気を取り戻した僕は、駄々っ子のように暴れて弟の魔の手から逃れ・・・
息ッ
そして口部分のラップに穴を開けて、何とか呼吸をすることができました。
呼吸って大事なんですね、これでもかというくらい身に染みました。見えない物も見えた気がします。
・・・さあそして、究極の極限状態になるまで頭をひねった僕は、良いアイデアを絞り出すことができたのでしょうか!?
結果は・・・!?
俺 「・・・最高のアイデアが出ました!」
出ました。
それでは、そのアイデアの結果を早速見てもらいましょう。
実際に頭をひねってみた結果、絞り出てきた最高のキャラクターがこちらです。
クソくらえ。
ごめんなさい、嘘をつきました。全く浮かびませんでした。
いや、浮かぶわけないでしょ。生きるのに精一杯でしたもん。
と、いうことで、今回の検証結果は、
・・・です。
そうだよ、生まれるはずがないんだよ。わかってたよ。何やってんだよ俺。
最終的に今回の検証の件で、僕が最も学んだことは、アイデアが出ないからと言って自暴自棄になってはいけないということでした。
みなさんは、是非とも健全な方法で素敵なアイデアをひねり出しましょう。
そして言わずもがな、決してマネはしないようにしてください。さもなくば違う世界へ行ってしまうことになります。
アイデアよりなにより、自分自身が一番大切ですからね。
それでは、今日はこのへんで失礼させていただきます。
ではまた!