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中国・山西省の爆発 1人死亡8人けが
11月6日 12時20分

中国・山西省の爆発 1人死亡8人けが
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中国内陸部の山西省で、6日朝、中国共産党の建物の近くで複数の爆発が起き、これまでに1人が死亡し、8人がけがをしました。国営の新華社通信は「手製の爆弾が使われた」と伝えており、何者かが爆弾を作り、共産党の建物を狙って爆発を起こしたものとみられます。

新華社通信によりますと、山西省の中心都市、太原にある中国共産党の建物の近くで、日本時間の6日午前8時40分ごろ複数の小さな爆発が起き、これまでに1人が死亡し、8人がけがをしたということです。
新華社通信は目撃者の話として、「爆発音が7回聞こえた」とか、「大きな爆発音のあと、20秒ほどしてから大量の煙と火花が見え、そのあとミニバンが爆発した」などと伝えています。そして、現場に小さな鉄球が飛び散っていることなどから、「今回の爆発は手製の爆弾が使われた」としており、何者かが爆弾を作り、共産党の建物を狙って複数の爆発を起こしたものとみられます。
中国版ツイッター、ウェイボーに掲載された写真には、中国共産党の建物とみられるビルの前で白い煙が立ち上り、近くにあったバスやワゴン車の窓ガラスなどが割れ、タイヤに穴があいた様子が確認できます。
北京の天安門広場の近くで車が炎上して多数の死傷者が出たばかりなだけに、中国指導部は各地で警戒を強めていました。

辺りはガラスだらけ

太原に暮らす50代の女性は「爆発現場から100メートルほどの場所に来たが、警察が規制をしていて近寄れない。近くにあるバスなどの窓ガラスがほとんど壊れていて、辺りはガラスだらけだ」と話しています。
また、この女性は「共産党の建物は街の中心部にあり、長く住んでいるが、これほどの警備は見たことがない。先週、天安門で事件があったが、同じような事件が起きて不安だ」と話しています。

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