Windows8の高速化

ここでは、「Windows8の高速化」 に関する記事を紹介しています。

Sponsored Links

 Windows 8の高速化についてです。

 「Windows Vista」が重いので何とかしたいと云う要望がたくさんありますが、「Windows 8」もちゃんとメンテナンスをしていないと、1年くらいで、確実に重くなってきます。


「Windows 8の重い」を解消する為の作業を実施する前の心得として 

 これは、特にWindows 8に限りませんが、特に「日本のメーカー製のパソコン」ですが、メーカーがプリインストールした「おまけ」のソフトが入った状態で何年も使用している事です。

 「重い」と訴える方の1/3は、使いもしないソフトを後生大事に入れたままにして置き、「重い、重い」と云います。
 プログラムは、使っていなくても、動いている場合があることを覚えておいてください。
 「プログラムの追加と削除」画面を表示して、これ要る?、要らない? と確認すると、ほぼ使用していないソフトです。

 そうなんです。。。。使っていないから、ソフトの名前を言っても、名前すら分からないいです。 
 無理も有りません。。。。 そう、どれを削除して良いのかも、分からないんです。

 メーカー製のパソコンで、購入した時から、不要なソフトの削除を行っていな方は、いの一番に、不要ソフトトの削除から始めてください。

 よく、このようなパソコンを購入して、お使いのパソコンの中を見て、「これ使っています?」って聞くと、「いいえ」の連発になります。 そして、使用していないアプリケーションを何年もパソコンに入れっぱなしにしている方が、本当に多いですね。

 
これでは、例え、性能の良い「CPU」を積んでいるパソコンでもだんだん重くなります。 

 BTOパソコン(DELL、日本HP、マウスコンピューター、パソコン工房、ドスパラ、TUKUMO)などは、この「おまけ」のソフトが、予めインストールされていない場合がほとんどですので、読み飛ばしてかまいません。 ただ、削除してはいけないアプリケーションだけは覚えておいてください。

削除してはいけないアプリケーションについて
 これから、お話しするスタートアップにも登録されていますが、削除すれば
スタートアップからも削除されます。全部が全部、スタートアップに登録されるわけではないのですが、使用していないアプリケーションは、コントロールパネルの「プログラムと機能」から1つ1つ削除できます。

 こう記載すると。。。必ず。。。どれを削除して良いか。。。分からない? となりますが、無理もありません。

 ですので、大体ですが、ダメかどうかの判断材料を記載しますので、必ず守ってください。

 メーカー製パソコンの「おまけアプリ」やマイクロソフトのアプリは削除しても、後で入れなおしができます。 しかし、各種「ドライバー」ソフト類を削除し まうと、予め「名称」を覚えておかないと何を再インストールするか、分からなくなり、例えば音が出なくなったりしますので注意です。

「プログラムと機能」画面
 下図は、Windows 8の「コントロールパネル」の「プログラムと機能」画面です。

 
「プログラムと機能」を開くと、一覧で「名称」と「発行元」という項目名が表示されます。
win8_purogramu_kinou_001.jpg  
「発行元」欄に「Microsoft」となっているソフトは削除してはダメです。
・「名称」欄も「Microsoft」とうい文字が入っているソフトも、削除してはダメです。
・「名称」欄に「driver」とうい文字が入っているソフトも、削除しては絶対ダメです。

 これは、音源ドライバーなどがそうですので、削除するとスピーカーから音が出なくなります。
削除してはダメです。

 そのパソコンによって使用しているドライバーが違いますので、全部記載するのは無理ですが、例えば、「Realtek」などは音源ドライバーですので削除はダメです。 プリンターなどのドライバーはメーカー名と製品の型番が表記されていると思いますので判断は可能ですよね。

 ところで、自分の使用しているアプリケーションの名称くらい認識しています?  と言っても、なかなか分かりませんよね。 無理もありません。 判断ができない方は、どなたかに聞くなりして、自分で決してやらないでください。

 あとは、大抵ソフトの名称(名前)が付いたアプリケーションですので、自分で使用していないアプリケーションがあれば、どんどん削除します。


 使用していないアプリを削除し終わって、再起動すると、メモリの使用量、起動時間などが、少なくなっていれば効果があったと云う事になります。 更に、「高速化」してみましょう。


尚、記載している対策を実施して、上手くゆかない場合もあります。 例として
①よっぽど性能が低い場合------>買い替えるしか方法がありません。

②ちゃんと、メンテナンスしていない場合
----->定期的にメンテを実施する。
パソコンのメンテナンス(重くならないようにする為に)について

上記の場合、下記の事例もありますので。。。まさかと思いますが。。。
万年初心者向け「パソコンメンテナンス」教訓。。。。。。「不都合な真実」(2012年7月)

③密かに、バックグラウンドで動いている「怪しい」アプリが有る場合。




------- 目次 ---------
1.ハード的な要因
 1)元々、メインメモリの容量が足りない。
 2)メインメモリは十分積んでいるが、ソフトの動きが重い。
 3)「メモリ容量」も「CPU処理能力」も、そこそこだが。。HDDの容量が足りない。



2.OS、アプリケーション的な要因
 1)不要なビジュアルエフェクトを「無効」にする
 2)起動速度を高速化する
 3)デスクトップの背景を変更する
 4
)不要なスタートアップメニューを削除する
 5)「Windows Search」を無効化する
 6)「自動復元ポイントの作成」を無効にする
 7)セキュリティソフトを見直す

 8)「インターネットが遅い」と感じる場合の対処方法



3.「Windows 8」を更に高速化する方法と便利なフリーソフト

4.こんな苦労は、もうしたくないと云う、あなた。。。究極の方法



  1.ハード的な要因

・OSのみの入れ替え
 パソコンは、そのままで、Windows Vista、7からWindows 8へ移行された方。

・Windows Vista、7 --------->Windows 8へ
 Vista、7より軽くなっていますが、Vistaを使用していて、重い場合、やはり重いでしょう。
 CPUの処理能力自体が足りない場合もあります。

・安いマシン(性能の低いという意味で)を購入してしまった方。。。。。少し改善できるが。。。我慢して使うしかない場合が多いです。
 ただ、「デスクトップPC」、「ノートPC」、「モバイルPC」とパソコンにも種類がありますので、できることと、できないことがあります。  例えできても、もう一台購入したほうが安い場合がありますので、見極めが必要です。

 例えば、デスクトップPCでもメーカー製だと、入れ替えるといっても、HDD交換、メインメモリ増設、グラフィックボードを追加する程度ですね。 「ツクモ」などで販売しているATXなどのショップモデルだと、マザーボードやCPUまで交換可能です。 3万円~4万円くらいの予算で、一気にCPUをIntelのi5、i7にすることも可能です。

 ちなみに、私の使用しているマシンも現在は、CPUが「ペンティアムD」ですが、「ツクモ」のマシンですので、上記の予算で、i5、i7に乗せかえることが可能です。

 実際に、
マザーボード、CPU(i5)、メモリ(8G)まで交換してみましたが。。。。快適そのものです!!
 上記の3点セットで2万8千円の予算で、マシンが別物になります!!
 
パソコン自作完了!


 まずは、「パフォーマンスの情報ツール」を使用して、自分のマシンの性能を評価してみて下さい。

パフォーマンスの情報ツール画面
 コントロールパネルの「パフォーマンスの情報ツール」をクリックすると表示できます。
 
win8_pafo_inf_tool_001.jpg
 上記の画面で、自分のパソコンの性能が、ほぼ判明します。

 サブスコア値で判断します。  
サブスコアは、1.0 から 7.9 の範囲になります。
 但し、PC に 64 ビットのプロセッサと 4 GB 以下のランダム アクセス メモリ (RAM) がある場合、PC のメモリ (RAM) サブスコアの最大値は 5.9 になります。つまり、全体の基本スコアも 5.9 までに制限されます。

 
画面右下の[評価を再実行] をクリックすると、計測してくれます。

プロセッサ    : CPUの性能ですね  i5でしたら7くらいは出ます。
・メモリ(RAM)  : メインメモリの性能
・グラフィック    : グラフィックボードの性能(安い性能の低い、ファン無しボードの為、2.8しか出ていない)
・ゲーム用グラフィック :  ゲームをしないのでよくわからない。
・プライマリーハードディスク : C:ドライブがあるストレージ装置の性能
                     HDDではなく、SSDだと
7は軽く出ます。

 このサブスコア値が、平均、3以上あればWindows8は、快適に動作すると言われています。
 私の様に、
グラフィック関連以外、平均7.5以上あると、なんの問題もありません。 快適です。

 サブスコア値が3以下のハードを交換できれば、それなりに性能はアップします。
 ハードディスクを例えば、SSDに交換すると、Windows8の起動が、本当に速くなります。


パソコンの基本的な仕組みですが、
 電源を入れると、BAIOSがハードを叩き起こして、「
プライマリーハードディスク」から、OS(オペレーティングシステム:プログラム)を「メモリ(RAM)」に読み込んで、「プロセッサ」が処理をします。 画像、動画、ブラウザの表示などは、「グラフィック」が計算処理をします。

 まあ、こんな感じで、パソコンは動いていますので、「
プロセッサ」の処理能力が、自動車で云えばエンジンになりますので、この性能が低いと、どうしようも有りません。

 そう、自動車の様に、軽くすれば、速くなりますが。。。。。限度があります。

 それでは、各ハード(装置)を順に、見てゆきましょう。



1)元々、メインメモリの容量が足りない。

 
「Windows 8」は、最低でも2G以上、できれば3Gは確保したいですね。

 足りない場合
、下記の2通りの方法で何とかなります。
 ①メモリを増設です(ノートPCでも可能です)。
 ②「ReadyBoost」機能を使う。

 自分の使っているパソコンの「メモリ容量」くらい、自分で認識していますよね?

 確認方法 : 「スタートメニュー」から「コントロールパネル」の「システム」の「全般」タブで、確認です!

tasuku_mg_7_002.png 

 メモリの増設ができなければ、「8」の場合は、「USBメモリ」をメインメモリがわりに使える「レディーブースト(
Ready Boos)機能」が付いていますので、増設しなくても何とかなります。

 OSに、外付けのフラッシュメモリーやExpansionカードメモリーなどを、メモリーとして利用できる「Ready Boost」と呼ばれる機能が搭載されている。

 この機能を利用することで、ハードディスクへのスワップを減らし、パソコンのパフォーマンスを落とさずに高速化することができます。


 但し、安い「USBメモリ」は使えない場合がありますので購入時に注意です!(レディーブート対応のUSBメモリ)

下記のUSBフラッシュメモリのプロパティ設定で、「ReadyBoostを有効」にして高速化を狙う。
usb_propa_01.png

・「レディーブート機能」の詳細は、下記の記事を参照してみて下さい。
 
Windows Vista PCを快適に利用できる「Ready Boost(レディブースト)機能」と「USBメモリー」



2)メインメモリは十分積んでいるが、ソフトの動きが重い。
 CPUの処理能力が足りません。 アプリケーションも5年前と比べると、随分重くなっています。


(1)ただ単に、CPUの処理能力が低い場合
 この場合は、ノートPCやメーカー製のモデルの場合、買い換えしかありません(自作に近いPCなら、マザーボード、「CPU」のアップグレードと云う手も有りますが。。。。)。

 上記以外の場合、「ツクモ」などのショップで相談です。 丁寧に相談に乗ってくれます。

 欲張ると、高い物を買わされますので、最低、こんな使い方がしたいと説明したほうが良いと思います。
 但し、「ゲーム」や「動画」がメインで使いたいと言うと、確実に高いものを薦められます。

追記
 デスクトップ機で「CPUの処理能力」がちょっと足りない場合、グラフィックボードを追加するとWindows7は処理能力が若干上がります。
 私の場合、性能的には下位のモデルですがmsiのN430GT(5,000円程)と云う安いグラフィックボードを追加してみましたが、調子がいいですね。

 Windows7のIE9などは、GPUGraphics Processing Unit を使い抽画しますので、その分「CPU」の使用率が下がります。

安いグラボでも、グラフィック関係のパフォーマンスが、かなりアップします
win7_pafo_inf_001.png
予算のある方は、試してみる価値はあると思います。



(2)起動後バックグラウンドで密かに、CPUの使用率を上げているアプリが動いている場合

CPUの使用率が食われていいるかどうかの確認方法

)電源投入してWindows起動後、デスクトップ画面で、キーボードのCTRL+Alt+DELLキーの3つを押して、「タスクマネージャー」画面を表示します。

「パフォーマンス」タブをクリックして表示、CPU使用率が表示されています。
 <パフォーマンス タブ>
win8_task_maneg_pafo_001.jpg

ハ)
CPU使用率が、パソコン起動後、自分でアプリを何も起動していないのに、5分から10分経っても、
  使用率が高い状態を保っている場合は、バックグラウンドで処理が動いている場合がほとんどです。

「プロセス」タブを表示すると、動いている処理が表示されていて、CPUの項目名をクリックすると、
  昇順、降順に並び変わりますので、一番「CPU」を使用している「イメージ名」を特定します。

 <プロセス タブ>
win8_task_maneg_001.jpg

特定した「イメージ名」がなんなのか?
 
・ウイルスによって何か動いているのか(通信系だとほとんどわかりません)
・アプリのアップデートをチェックするアプリが動いているのか?
 (アドビの「フラッシュ プレイヤー」や「アクロバット」等のアプリのアップデート用アプリ)
・入れたつもりのないアプリが、何か動いているのか?

 非常に判定しづらいのですが、特定した「イメージ名」のアプリを検索で調べてみる必要があります。
 個々色々な場合がありますので、これとこれなどと、特定することなどは、実際に見ないと私にもできません。

 最後の手段としては、 「見覚えのないアプリ」、「使用していないアプリ」をコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」から徹底的に「削除」することですね。


3)「メモリ容量」も「CPU処理能力」も、そこそこだが。。HDDの容量が足りない。 

 よくあるのですが、動画や音楽を収集しすぎると、C:ドライブがあっというまに満杯状態になっています。
 保存するドライブをアプリケーション側で変更しないと、大抵はC:ドライブを使っている事を認識できていない。
hdd_image_001.jpg
 Windowsの起動ドライブ(:C)のHDDの空き容量が10%~20%になったら、そろそろです。
 「スタート」で右クリックして、エクスプローラを開いて、(:C)のところで右クリックして、プロパティを表示すれば分かります。

 これもパソコンが重くなる原因の一つです。 

 HDDを2パーテーションにしてある場合(Cドライブ、Dドライブ)、パーテーションを操作できるフリーソフトで、Dドライブの容量を減らしてCドライブにまわす手もあります。

 簡単に、Cドライブの容量を増やせます。 250G位の容量でしたら、Dドライブを削除して、Cドライブのみの1パーテーションにしてしまったほうがよいのではと思います(私もそうしています)。

パーテーション操作を実施する場合は、下記の記事を参照してください。
フリーのパーティション編集ソフト「EASEUS Partition Master Home Edition」の最新版v5.5.1がリリース




  2.OS、アプリケーション的な要因

 
Windows8がプリインストールされたモデルを購入したが、ちょっと重くなってきたと感じている方。

 フォアグラウンド(自分で、今している操作)の動きが、バックグラウンド(システムが勝手に使用する)の動作が始まると、そちらに処理能力を取られてしまいますので、フォアグラウンドの操作が遅れてしまいます。

  性能の低いパソコンの場合、 これが、「重い!」の一番の原因です。

 もちろん、処理能力の高いCPUと容量の大きいメインメモリを搭載していれば、Windows 8は、なんの問題も無く動きます。

  性能の良いマシンを購入すれば、8でも問題ないのですが、メーカー製の10万円前後で、「Office 2013」がプリインストールされたパソコンでは、ちょっと非力なマシンになってしまいます。

  Windows8は、
Vistaよりも軽量で要求するシステムリソースが少なくてもちゃんと動きます。
  仕事で使っている程度のPCだと、Windows 8を使うのは、そこそこかもしれないですが、色々と使い出すと、重くなってしまいますが、設定次第では、大分良い処までチューニングできます。



1)不要な視覚効果(ビジュアルエフェクト)を「無効」にする

手順
「スタートメニュー」から、「コントロールパネル」、「システム」のプロパティ、「システムの詳細設定」、「パフォーマンス」の「設定」ボタンの順に選択していき、「視覚効果」の設定ダイアログを起動。

win8_pafo_opt_001.jpg  

(1)不要な視覚効果のチェックを個々に、はずす方法。

下記の3つだけ残してあとはチェックをはずす。
・ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
・コンボボックスをスライドして開く
デスクトップのアイコン名に影を付ける


(2)「パフォーマンスを優先する(P)」のラジオボタンを選択する方法。

 いずれも、不要な視覚効果のチェックをはずして、システムを再起動すると終了です。


2)起動速度を高速化する
 
 
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」より、「msconfig」と入力して実行でシステム構成ダイアログを起動する。

そして、「ブート」タブを選択し、ブートオプションで「GUIブートなし」にチェックする。
win8_sys_cons_001.jpg
  Windows8しか起動しないのであれば、タイムアウト時間を0ないしは3に設定する。

 

3)デスクトップの背景を変更する

 デスクトップで右クリックして、ポップアップメニューから「個人設定」を選択。
 または、コントロールパネルの「個人設定」から表示する。
win8_pri_desktop_haikei_001.jpg

「デスクトップの背景」をクリックすると上記、画面が表示されます。
 画像の場所(L)から、背景を「単色」をドロップダウンリストより選択する。


 

4)不要なスタートアップメニューを削除する
 Windows 8の起動に長い時間がかかる場合、インストールしたアプリケーションが自動起動している可能性がある。
  システム起動時に起動している必要がないアプリケーションは、スタートアップからはずしておくと、確実に起動が早くなります。

  「スタートアップチェッカー」と言うアプリを使用すると、簡単に不要なアプリケーションは起動しないように変更することが可能です。


Windows8対応の「スタートアップチェッカー」最新版
 Windows8(32,64bit版でも問題なく動作しています)
 http://w7.vector.jp/softrev/detail.php?s_no=34093

str_chker_7_01.png

・「スタートアップチェッカー」の紹介と使い方は、下記の記事を参照してください。

重いパソコンの解消に「スタートアップチェッカー」

追記> 2011年7月
 パソコンの動作が遅い問題を診断・解決できる「Microsoft」公式診断ツール 「Fix it」も機能アップしていますので、こちらのサイトもお奨めです。
 
パソコンの動作が遅い問題を診断・解決できる「Microsoft」公式診断ツール 「 Fix it」



5)「Windows Search」を無効化する

 ファイルが作成されるたびに、ファイルを検索する為のインデックス(索引)を作成すると、検索速度は早くなりますが、それよりバックグラウンドでインデックスの作成を実行しますので、CPUを食われ、処理速度が低下します。

win8_win_search_001.jpg

 ですので、これを止めるには「Windows Search」を無効化します。
 コントロールパネルの「プログラムと機能」をクリックして、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックして「
Windowsの機能」画面を表示する。 そこで、「Windows Search」のチェックボックスをはずす。


6)「自動復元ポイントの作成」を無効にする
 
 これも、重い原因の1つです。
  自動復元ポイントを作成しなくなり、戻れなくなりますが、あまりPCをいじくらない人ならOK。

win8_sysy_syshogo_fukugen_001.jpg

  「コントロールパネル」→「システム」画面→「システムの保護」タブで、
システムの保護を無効にする。


7)セキュリティソフトを見直す

  最近のセキュリティ対策ソフトは、無償のソフトでも機能が、色々と付加されて性能は良いのですが、Windows標準の機能とかぶる場合がありますので、注意が必要です。

  全部入りのアプリをインストールする場合、Windows標準のセキュリティ機能を停止する必要があります。

(1)ファイアーウオール機能について

 Windows Vista以降、ファイアーウオールの機能がアップ(アウトバウンドも監視)しましたので、余りにもPCが重くなる場合は、ファイアーウオール機能の付いていない「アンチウイルス」ソフトのみの組み合わせも可能でしょう。


 有料、無料を含めたセキュリティ対策ソフトによっても、パソコンの重さが全然違います。

 これは、私の場合ですが、Windows8でも下記のアビラ(Avira)のウイルスセキュリティソフトを使用しています。
 ファイヤーウオール機能などは付いていませんが、ちゃんと、メールの常駐監視もしてくれますのでお勧めです。

ファイアーウオール機能について
 Windows Vista以降場合、ファイアーウオールの機能がアップ(アウトバウンドも監視)しましたので、余りにもPCが重くなる場合は、ファイアーウオール機能の付いていないAviraの様な「アンチウイルス」ソフトのみの組み合わせも可能でしょう。

 このソフト、XPの時から使用していますが、「アンチウイルス」ソフトのみのですが、ちゃんと常駐監視してくれて、動作が軽いので7になっても使用しています。 

  そして、ファイアーウオール機能は、Windows標準機能の「Windows ファイアーウオール」機能のみです。


 
ただ、現在、有料のセキュリティ対策ソフトをお使いの方は、なかなか無料の機能の少ないソフトに変更するのは抵抗があるでしょうが、試しに1度、今使用している有料のソフトをアンインストールして、使ってみてください。 軽くなったのが体感できると思います。

 私の体験では、もう5年以上Aviraの無料のソフトを使用していますが、やられたことなど有りません。

 ただし、怪しいサイトが、大好きな方は、その限りではありません。 。。。ですので、お勧めしません。



(2)ウイルス対策ソフト

Windows 8からの変更点
 Windows 8からですが、標準機能として統合ウィルス対策ソフトである「Windows Defender」がインストールされています。 無償のウィルス対策ソフトの「Microsoft Security Essentials」の機能を取り込み、統合セキュリティーソフトとして機能アップして、市販のセキュリティーソフトと同じように、ウィルス検知や駆除が可能になりました。

 ですので、市販のセキュリティソフト無しでも運用できるよになりましたが、怪しいサイトがお好きな場合はその限りではありません。 有償の
セキュリティソフトを入れておいた方が無難です。


 これは、私の場合ですが、
アビラのウイルス対策ソフト「Avira AntiVir Personal v10」の日本語版を使用しています。 (私的な目的でのみ無料で使用できます。 商用目的では使用できません)。

 自分でインストールして使用している「セキュリティ対策ソフト」はこれのみです。

・詳細は下記のページを参照してください。

1)
Avira(アビラ)が、ウイルス対策ソフト「Avira AntiVir Personal」v10の日本語版を公開
2)
フリーで使えるセキュリティ対策ソフト まとめ



(3)スパイウエア対策ソフト
 また、スパイウエア対策ソフトでは、マイクロソフト社のWindows標準搭載の「Windows Defender」が有ります。  これも常駐監視しますのでPCが少し重くなります。 タダで済ますなら一番かと思いますが、無効にすると軽くなります。

 
Windows8では、デフォルトで「Windows Defender(ディフェンダー)」機能が有効になっています。
  アンインストールできませんので、機能を無効にします。

機能を無効にする方法
1)コントロールパネル--->「
Windows Defender」をクリックする。

Windows_Defender_1001.png

 
左ペインの「管理者」をクリックすると、「このプログラムを使用する」のチェックをはずせば無効になります。



8)「インターネットが遅い」と感じる場合の対処方法

 これは、「Windows7」の高速化と云うより、Windows全般に言えることで、インターネット環境によるところと、ブラウザによるところが有りますので、なるべく軽めのブラウザを選択してみるのも方法です。

インターネット環境の状況
  まずは、通信速度がどのくらい出ているのか、「スピード測定」サイト等で測定してみて下さい。
 そうすれば本当に、遅いのは「どこ」なのか、判断する為の一番の情報です。

下記の複数サイトで測定してみた方がよいと思います。
(1)「USENスピード測定」サイト:http://www.usen.com/speedtest/top.html
(2)Yahoo! bb「ADSL Speed Checker」http://speedchecker.bbtec.net/

計測結果はどうでしたか?
 まさか、「フレッツ光」だから、100M~80M位の速度が出ていないから「おかしい?」などと、勘違いしていませんよね? 「Bフレッツ網」内でしたら70M~80M位のスピードが出ているでしょうが、一般のサイトで測定すれば、「Bフレッツ網」外ですので20M~40M位です。

 ADSLの場合も契約が40Mでも、実測が10M以下は普通です(局から自宅の距離が離れていれば、速度は、必ず低下します)。

補足:
ADSLの場合の速度が出るかどうかの判定方法
 ADSLの場合、「線路情報開示システム」で、電話局から自宅までの距離と伝送損失をチェックできます。
 NTT東・西日本エリアにおける既設電話回線の「線路距離長」「伝送損失」を提供していますので、電話番号を入力するとチェックできます。
・NTT東日本:http://www.ntt-east.co.jp/line-info/
・NTT西日本:http://www.ntt-west.co.jp/open/index.html

 自宅から、収容局までの概算距離が、3Km~4Km離れていれば、スピードはガクッと遅くなります。 1M前後出ていれば、良い方です。 もうこの場合は、「光」に変えるしか手が有りません。

使用しているブラウザの状況
 ブラウザも今、標準で入っているIEから、別のブラウザをインストールして試してみることをお勧めします。

(1)IE(Internet Explorer)  
マイクロソフト社のブラウザです。
・Windows8の標準ブラウザは、IE10です。

 http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/ie-10-worldwide-languages 

(2)Firefox  モジラのブラウザです。
Firefox
ダウンロードサイト : http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/

 USBポータブル版もあります。
・ダウンロードサイト : 
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/


(3)「Chrome (クローム)」 
Googleのブラウザ お薦めです。
・ダウンロードサイト :
 http://www.google.com/chrome/intl/ja/landing.html



(4)Opera   
オペラのブラウザです。  
・ダウンロードサイト : http://jp.opera.com/

5)Safari  : Appleのブラウザです。
・Windows版 ダウンロードサイト : 
http://www.apple.com/jp/safari/download/


(6)Sleipnir   フェンリル(株)のタブ切替型 国産Webブラウザーです。
・ダウンロードサイト :
 http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/


お勧めは、
(2)モジラのFirefox
 
Firefoxも、ブックマークや拡張機能を色々と追加してゆくと、起動が遅くなりますので、なるべく拡張機能(アドオン)を入れないで使用することです。

(3)GoogleのChrome (クローム)
  シンプルで、早いです。
(4)Opera
 これも軽くて、速いブラウザの一つです。

 ブラウザを乗り換えるのって、使いこなしていればいるほど、結構、大変な作業になりますので、下記の記事を参考にしてみてください。



  3.「Windows 8」を更に高速化する方法と便利なフリーソフト 

 Windows8は、Windows7より更に高速起動する仕組みなっていますが、体感でもっと速くする方法があります。
それは、ストレージをHDD(ハードディスク)からSSDに変更することです。

Windows高速化(HDDからSSD編)(2012年2月)
 私の場合、Windows7でSSDを使用していますが、性能の良い「CPU」に入れ替えるより、体感で速くなります。

 まだコスト的に、容量の割には高価ですが、起動ドライブとして使用しますので128Gくらいの容量があれば大丈夫です。
 128Gですと1万円くらいで購入できます。 


Windows8のデフラグ機能についての注意事項
 Windows Vista、7からは、HDDの場合、自動でデフラグを実行する仕組みになっています。

 Windows 7の場合、SSDが比較的新しい製品であれば、自動的にSSDと認識してデフラグをオフに設定する機能がある。

 Windows 8のデフラグ・ツールは、ディスク・タイプがSSDであることを認識すると、SSD用の「トリム・コマンドの発行」という特別な操作(通常のデフラグとは違う機能)を行うようになっている。

 ですので「デフラグ・サービス」を無効にしてはいけない。 むしろ、定期的に実行すべき機能です。



Windows8にスタートメニューを復活させる方法

 Windows8をデスクトップで使用するときなど、メトロUIが邪魔です。デスクトップにスタートメニューを表示できるアプリ。
 
起動時やスリープ状態からの復帰時等に、ロックスクリーンを表示しない方法など、Windows7で使用していたように環境を変更することのできるアプリ、ツールがあります。 使うと大変便利ですのでお試しあれ。

--関連記事--
ReviverSoftが、Windows 8 にスタートメニューを追加する「Start Menu Reviver」を「Windows 8.1 Preview」に対応(2013年7月)

Windows8にスタートボタン/スタートメニューを追加できるフリーソフト「Classic Shell」Ver3.6.6がリリース
IObitが、「Windows 8」にスタートメニューを追加する「StartMenu8」の正式版をリリース(2013年1月)

最近、お客様にお勧めした、Windows8、iOS関係のフリーソフト2本と設定変更 (2013年5月)




  4.こんな苦労は、もうしたくないと云う、あなた。。。究極の方法

 皆さん、本当に、苦労されています。 ネットワークに繋いだパソコンは、だんだん遅くなりますので。。。

 たいして使用していなくても、何もメンテナンスをしていないと、「確実」に重くなります。。。。困ったものです。

 今、タブレットが売れています。
 何故か? タブレットを使うと、気が付くのです。。。パソコンなんて「めんどくさい」と。。。タブレットで、今、自分のやっている事が、できてしまう!!と。。。

 そうなんです!! ユーザーの8割くらいの人たちは
Web閲覧、メール、SNSなどしか使用していないのが現状です。 入力作業をほぼしないのなら、必ずしもハードウエアキーボードなんて必要ありません。 タブレットで十分なのです。

 世の中、パソコン(PC)を必要としない人の方が、圧倒的に多いのですから。
 使用する端末がシンプルになれば、自分のしたいことができる物を選ぶのは当たり前ですので。。。
パソコンが売れないのは当たり前です。

 入力系の作業をあまりしていない方でしたら、こちらの方が、絶対楽です。 しかも2万円出せば、おつりがきます。
 パソコンなんか止めて、スマートフォンかタブレットで行こう。(2013年1月)

関連記事
--タブレット 関連記事--
1)ノートパソコンが売れない。。タブレット売れているの?(2013年1月)
2)パソコンなんか止めて、スマートフォンかタブレットで行こう。(2013年1月)
3)「Ultrabook(ウルトラブック)」とは、「タブレット」とは何か?(2012年12月)
4)スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、どうやって使いこなす。(2012年1月)

--パソコンメンテナンス関連記--
初心者向け、パソコンメンテナンス方法  その1(2013年3月)
初心者向け、パソコンメンテナンス方法  その2(2013年3月)

万年初心者向け「パソコンメンテナンス」教訓。。。。。。「不都合な真実」
パソコンのメンテナンス(重くならないようにする為に)について(2012年9月)
パソコンデータのバックアップ方法について
フリーソフトのダウンロードとインストール方法について

パソコンの重いを解消する その2(2012年8月)
「Windows XP 高速化」について(2012年8月)
Windows高速化(HDDからSSD編)(2012年2月)
「Windows Vista」の重いを解消する(Vista高速化)。

・まだ、パソコンが重いと云う方は、下記の記事も参照してみてください。
 
1)最近パソコンが重い
2)
インターネットが遅いについて
3)
レジストリの断片化を解消するツール「Quicksys RegDefrag 」
4)
市販のデフラグソフトにも劣らない機能のフリーのデフラグソフト「Smart Defrag」
5)
「デフラグ」とフリーのデフラグツール まとめ

・パソコンの設定方法や便利な軽いソフトが知りたい方は、下記の記事を参照してみて下さい。
OS再インストール後、フリーソフトで、最強?・最適な環境を作る手順と方法
2)
フリーの「Windowsシステム」設定ツールソフト まとめ
3)
パソコン初期設定

・フリーソフトの情報なら、こちらもどうぞ。
(IT活用支援塾:厳選フリーソフト)
 http://www.geocities.jp/step06hy/web_service_top.htm


Sponsored Links

関連タグ : Windows8,

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://weba03.blog96.fc2.com/tb.php/2117-d095103f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック