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(cache) なんでも保管庫: CPU使用率100%状態が長く続くようになった:解決策


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2010年10月06日

CPU使用率100%状態が長く続くようになった:解決策

 パソコンの動きがどうも重い。起動が遅くなったほかに、ネット接続中だけでなく、普段操作していても一時的に固まってしまう場合があります。OSはVISTAです。

 タスクマネージャで確認すると、CPU使用率が100%になっている時間が長い。これじゃ固まってしまうはずです。ところが、何が原因なのか特定できない。タスクマネージャで確認しても、CPUを高率で使っているプロセスは見あたらない。もちろん、「すべてのユーザーのプロセスを表示」してみても結果は同じです。

 そもそも、CPU使用率の合計を計算すると40%程度なのに、実際には100%使われています。裏で動いているプロセスに問題があるらしい。

 一般にこのような症状が出た時にCPU占有率を高めるのが『svchost.exe』というプログラム。通常、12個くらい起動しています(PCの設定の仕方で起動数は変化する)。このプログラムを偽装したウイルスが昔ありましたが、今のウイルス対策ソフトは対応済みなので、もうお目にかかることはない、と思います。

 今回の不具合は、

TrustedInstaller.exe

というWindowsのプログラムと推定(このプログラムを特定するまでには、涙ぐましい努力があったのですが、省略します)。どうもこれが原因らしい。このプログラムの存在は、タスクマネージャの「サービス」で確認できるのですが、Windowsのファイアウォールを無効に設定すると表示されなくなります。

 Windowsの説明には、「Windows の更新プログラムおよびオプション コンポーネントのインストール、変更、および削除を可能にします。このサービスを無効にしていると、このコンピュータに対する Windows Update のインストールまたはアンインストールが失敗する場合があります。」とあるので、停止しない方が良さそうですが、・・・。

【対策】
 このプログラムが動いている時(通常は停止状態)に、『スタートアップチェッカー』というフリーソフトで、「プロセス」の画面からこのソフトを選択し、「優先度」を「通常以下」に設定します。

 これでも解決しない時は、上記の不具合が発生することを承知の上で、このプログラムを一時的に停止するのも一つの手です。

 また、[スタート]⇒[管理ツール]⇒[サービス] で、手動スタートに設定してもよいかも知れません(外国サイトの対策にありました)。

 上述の「通常以下」の設定で、私の場合には快適に動くようになりました。

 今まであんなに固まっていた画面が、嘘のようです。CPU占有率も100%になることはほとんどなくなりました。

 しかし、CPUを長時間占有し何をしているのか怪しいプログラムです。

 何をしているのかは、こちらのサイトでいろいろ調べられています。

 Windowsのアップデート関係で、いつもトラブルが発生します。さんざんウイルス被害の危険性を警告し自動アップデートを「奨励」しておきながら、利用は自己責任でというM社の商売のやり方は困ったものです。M社史上最悪のソフトWindows VISTAには本当に手を焼きます。こんなソフトの不具合対策を書いていると悲しくなります。

posted by 倉庫番 at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | PC不具合対策なんでもカテゴリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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