古傷再発…KENTA「グローバルリーグ戦」連覇ピンチ
2013年11月06日 11時00分
V2に黄信号だ。ノアのGHCヘビー級王者・KENTA(32)が古傷の左ヒザを再度痛めていたことが発覚。「グローバルリーグ戦」連覇に暗雲が垂れ込めた。
「今の状況? よろしくない。非常によろしくないね」。強気のKENTAがめずらしく弱音を吐く。2日の大阪大会では伏兵エディ・エドワーズにまさかの敗戦。中盤戦を終えて2勝2敗と低迷している。
「油断はない。皆、実力は競り合っているんだし」と強気に語るものの、わずか8か月でGHC王座V8を達成、休む間もなくリーグ戦に臨んだ疲労が出始めているのは確かだ。
しかも開幕前には、一昨年に断裂して約半年間の欠場を強いられる原因となった左ヒザ靱帯を再度痛めたという。「足を引きずるほどじゃないけど、練習中に『やっちまったかな』というカンジ。テーピングせざるを得ないから、どうしてもそこを狙われる…」と表情は冴えない。浅子覚トレーナーも「良くないね。技を出す時もヒザがぶれてしまう。(飛び技から)着地した時が怖い」と警鐘を鳴らした。
4日の静岡・沼津大会ではメーンの6人タッグに出陣。丸藤正道に強烈なミドルキックを叩き込んだものの、どこか精彩を欠いた。残る公式戦はシェイン・ヘイスト(8日、新潟)、森嶋猛(10日、後楽園)と難敵が続く。
「気持ちを切り替えて目前の試合をクリアするしかない」と言い切ったKENTA。しかし連覇への道は険しい。
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