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【プロ野球】

楽天、マーとのメジャー話凍結 新ポスティングが成立までは…

2013年11月6日 紙面から

 楽天の立花陽三球団社長(42)は5日、日米間で協議中の新ポスティングシステム(入札制度)が成立するまでは田中将大投手(25)とのメジャー移籍に関する話し合いをしない方針を明かした。球団事務所で取材対応した立花社長は、困惑の表情を浮かべていた。「今は(制度が)失効している状態との認識。球団としても判断材料がないので(田中と)話をできない」。新たな制度は当初、日本シリーズ直後に日米間で合意される見通しだったが、最終段階で調整に難航。台湾で行われるアジアシリーズ(15〜20日)後にずれこむ可能性も出てきた。

 新制度の内容を確認した上で、田中との交渉のテーブルに着く、というのが球団の描く段取り。ただ時期が遅れれば、田中にとってデメリットが生じる可能性も。立花社長は「『この状況なら行かない方がいい』と僕らが言えるのなら、それも彼の(判断)材料になると思う」と、制度次第では残留を勧める可能性も認めた。

 この日、Kスタに姿を見せた田中は「今は何も話すことはない。すべてを言うのは、球団と話をしてからですね」とメジャー移籍について口をつぐんだ。11日からはオーバーホールで仙台を離れる。絶対エースの流出に難色を示しているとされる三木谷オーナーの意向も含め、先の読めない展開になってきた。 (井上学)

 

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