中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

侍ジャパンが集結 小久保監督「覚悟持ってやる」

2013年11月6日 紙面から

報道陣の質問に答える日本代表の小久保監督

写真

 日本代表の小久保裕紀新監督(42)が退路を断って船出する。8日から台湾代表との強化試合(10日まで、台北)を前に5日、東京都内のホテルに遠征の全メンバーが集合し、ミーティング。初陣の3連戦に向け、小久保監督は本気モードのプレーを指令し、結果次第で予想されるバッシングも「そういう覚悟を持ってやる」と明言した。日本代表は6日に川崎市のジャイアンツ球場で練習し、7日に台湾入りする。

 28人の選手とコーチ、スタッフが集結して開かれた初ミーティング。小久保監督はそろいのジャージー姿の侍たちに「ともに成長しながら、結果を出そう」とあいさつした。報道陣に公開されたのは冒頭のみ。その後はおそらく、真剣勝負の必要性を訴えたはずだ。

 ミーティング前、報道陣とのやりとりから熱がこもっていた。「親善試合といってもゴールデンタイムに全国中継される。オールスターのように、ニヤニヤしながらプレーしてはいけない。ファンはそういうものを求めてはいない」。今回は26歳以下の若手が主体とはいえ、2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪還を目指す日本には大きな一歩。「サッカーは練習試合でも結果が出ないと新聞に『解任』って書かれる。俺だってそういう覚悟」。厳しい視線を意識して、指揮を執る考えを明かした。

 起用プランも具体的に見えてきた。先発はヤクルトの小川、広島の野村、DeNAの三嶋。打線の4番は日本ハムの中田。日本シリーズを終えたばかりの楽天3選手については「疲労は考慮しない。一番体が動く時期に、これくらいできなかったらプロで10年メシは食えない」。勝つために、遠慮なくグラウンドに送り出す。 (山本泰明)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ