オルティスらが“断ひげ式”　ボストン市内の慈善イベントで

　先のワールドシリーズ（ＷＳ）でＭＶＰとなった指名打者デービッド・オルティス（３７）と、その同僚シェーン・ビクトリノ外野手（３２）らが４日、地元ボストン市内で断髪ならぬ“断ひげ”式を行った。

　同日の米放送局ＥＳＰＮ（電子版）によると、同市内に本部があるかみそりブランド「ジレット」主催のイベントで自慢のひげの一部をそったオルティスは、さっぱりしたほおなどをさすりつつ、「ちょっと肌寒い。どこか暖かい南の方へ行かないとな」と笑顔で語った。同イベントでは４月にボストンで起こった爆弾テロの犠牲者救済基金に１０万ドル（約１０００万円）が寄付された。

　レ軍ナインのあごひげは選手の団結の証し。監督や上原ら一部選手を除き、ほぼ全員がはやしてＷＳまでを戦った。ビクトリノは自身のツイッターに“使用後”写真を載せ、「俺、誰だか分かる？」とおどけた。