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不適切表示受けて県が会議
三重県志摩市にある近鉄系のホテルのレストランで、メニューの表示と異なる食材が使われていた問題を受けて三重県は緊急会議を開き、県内の宿泊施設に対してメニューの適正な表示を徹底するよう求めていくことを確認しました。この問題は、志摩市にある「海辺ホテルプライムリゾート賢島」が、レストランで「車海老」と表示していたメニューにブラックタイガーやバナメイエビを使用していたものです。これを受けて三重県は渡邉信一郎危機管理統括監など10人の幹部職員が集まって緊急の会議を開きました。
この中で県が4日にホテルに対して立ち入り調査を行ったことや、県内の宿泊施設が加盟している業界団体に対してメニューの表示をチェックするよう文書で要請したことなどが報告されました。今後は今回の問題の原因の解明を急ぐとともに、宿泊施設に対してメニューの適正な表示を徹底するよう求めていくことを確認しました。渡邉危機管理統括監は「三重県を訪れる観光客が増えている中、影響を懸念している。観光客の不安を無くすよう努めたい」と話していました。
11月05日 18時39分