２ホテルがエビ表示改める11月05日 18時44分
メニューの表示と異なる食材が各地のホテルで使われていた問題で仙台市内の２つのホテルでは、「芝エビ」以外を使っていたのにメニューに「芝エビ」と表示していたため「小エビ」や「エビ」に表示を改めました。
このうち仙台市青葉区の江陽グランドホテルの中国料理のレストランでは、「芝エビ」を使っていると表示していた「チリソース」など６つのメニューで、実際には「ピンクエビ」を使っていたということです。
また、同じく青葉区にある仙台国際ホテルでも、中国料理のレストランで提供する２つのメニューで「芝エビ」と表示していましたが、実際には「シロエビ」を使っていました。
それぞれのホテルの担当者によりますと「芝エビ」の入荷が難しくなったために別のエビを代わりに使ったということです。
代わりに使ったエビは、「芝エビ」よりも価格は高いということですが２つのホテルはメニューの表示を「小エビ」や「エビ」にあたらめました。
仙台市内のホテルではメニューの表示に誤りがないか調査中のところも多く、表示を見直す動きがさらに広がる可能性もあります。
メニューの表示の問題では、中国料理店の料理人などでつくる団体が客に誤解を与えないよう「芝エビ」以外を使っている場合には「エビ」か「小エビ」と表示するよう全国の加盟者に周知する文書を出しています。