韓国:日本の歴史認識、ドイツ見習え…仏紙に朴大統領
毎日新聞 2013年11月02日 23時58分(最終更新 11月03日 08時27分)
【パリ宮川裕章】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は2日、フランス訪問を前にソウルで仏フィガロ紙のインタビューに応じ、日本の政治家が欧州統合におけるドイツをモデルに歴史認識、態度を変えるよう主張した。
朴大統領は日韓関係について「日本は共通の利益と価値観を持つ隣人で、未来に向けて関係を発展させたい」と述べたうえで、「日本には過去について失言を繰り返す政治家がいる」と指摘。「欧州統合はドイツが過去の過ちについて建設的な態度をとったことで可能になった。日本は欧州のこのプロセスをよく見るべきだ」と持論を語った。そのうえで、「日本に対し国際社会との協力を強化するために、態度を変えるよう呼びかける」と述べた。