日本版NSC:設置法案 自公民が一部修正で合意
毎日新聞 2013年11月05日 22時54分(最終更新 11月05日 23時16分)
国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案を巡って5日、自民、公明、民主の3党の実務者が協議し、民主党が主張する修正に一部応じることで大筋合意した。
各省庁からNSCへの「情報提供義務」を明確化する文言を盛り込む。また、首相、官房長官、外相、防衛相による4者会合の議事録作成を「検討する」との文言を、付帯決議に盛り込む方向で調整する。
与野党は同日の衆院国家安全保障特別委員会の理事会で、6日の特別委に安倍晋三首相が出席し質疑を行った上で、NSC設置法案を採決することで合意。同法案は7日の本会議で衆院通過する見通しだ。【朝日弘行、阿部亮介】