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4号機プール核燃料 来月8日にも取り出しへ
10月30日 13時27分

4号機プール核燃料 来月8日にも取り出しへ
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東京電力福島第一原子力発電所で廃炉作業の節目となる4号機のプールからの燃料の取り出しについて、原子力規制委員会は東京電力がまとめた安全に取り出すための計画を認めました。
原子力規制庁による設備の最終的な検査は今週にも終わる見通しで、東京電力は早ければ来月8日に燃料の取り出しを始める方針です。

東京電力は、福島第一原発で廃炉作業の重要な節目となる、4号機の使用済み燃料プールからの燃料の取り出しについて準備を進めていて、安全に取り出すための計画をまとめています。
計画では、事故時の水素爆発によってプール内に落下したがれきで燃料が損傷していないかを確認するとともに、燃料をつり上げる際にがれきに引っかからないよう慎重に作業を行うとしています。
規制委員会は30日の会合で、東京電力の計画を認めましたが、委員からは「がれきによるトラブルがいちばんの懸念で、作業中に予想しないことも起こりうるので、原子力規制庁でも十分に監視を行ってほしい」といった指摘が出ました。
原子力規制庁によりますと、取り出しに使うクレーンなどの設備の最終的な検査は今週にも終わる見通しです。
これを受けて、東京電力は早ければ来月8日に燃料の取り出しを始め、来年いっぱいで4号機のプールからの燃料の取り出しを終える方針です。

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