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10 人中、9人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By J9
アクション中心だった前作のミツヨシに比べ今作は日常描写を中心にしており、絵柄にもコミカルさを出している。
またこれまでの作者の漫画はドラマ部分がふわっとしたものが多かったが、今作は現代日本に暮らす一般人の視点で描かれており、分かりやすく感情移入しやすいつくりが意識されているようだ。
構成的には地味ながらも、明るく元気な主人公の表情の豊かさが等身大の喜怒哀楽を表現して花を添えている。
反面、現時点では大きな目標や障害といった話のフックに乏しいのが地味さに拍車をかけているので星ひとつマイナスに。
またこれまでの作者の漫画はドラマ部分がふわっとしたものが多かったが、今作は現代日本に暮らす一般人の視点で描かれており、分かりやすく感情移入しやすいつくりが意識されているようだ。
構成的には地味ながらも、明るく元気な主人公の表情の豊かさが等身大の喜怒哀楽を表現して花を添えている。
反面、現時点では大きな目標や障害といった話のフックに乏しいのが地味さに拍車をかけているので星ひとつマイナスに。
2 人中、2人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By ひややっこ
Amazon.co.jpで購入済み
上山徹郎さんの単行本になった作品は全て買って読んできていますが、そのほとんどが最後がコケ気味で終わっています。
それでも好きな作家なので新しい漫画を描き始めたと知って買いました。
主人公がとっても地味な娘さんですが読み進めていくうちに可愛くなってきて第6話のアミの笑顔に自分もニヤけてしまいました。
著者のこれまでの作品に比べて描き込みが減っていますが、それでも十分密度が濃く感じるのはさすがの画力の高さが成せるワザでしょう。
これからの展開に期待します。
それでも好きな作家なので新しい漫画を描き始めたと知って買いました。
主人公がとっても地味な娘さんですが読み進めていくうちに可愛くなってきて第6話のアミの笑顔に自分もニヤけてしまいました。
著者のこれまでの作品に比べて描き込みが減っていますが、それでも十分密度が濃く感じるのはさすがの画力の高さが成せるワザでしょう。
これからの展開に期待します。
7 人中、4人の方が、｢このレビューが参考になった｣と投票しています。
By otaku4160
トップ1000レビュアー
『LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-』 『隻眼獣ミツヨシ』 『RD 潜脳調査室』で知られる漫画家・上山徹郎さんの待ちに待った最新作『テングガール』第１巻!!。
物語は自然豊かな田舎町・小天狗里に暮らす少女・前堂亜美が天狗さまの力を借りて町に現れる異形の獣を退治していくというもの。
今までの上山作品は設定こそ違えど硬派な作風だったのに対し今回は全体的にハートフルな印象でアクションはあるものの殺伐とした雰囲気は皆無。
氏のトレードマークだったムッチムチの女性キャラクターまで封印されていたのには驚かされました。
敵を殺すのではなく浄化するなど上山式「変身ヒロイン物」といった仕上がりで、まさしく新境地と言えるでしょうが、それ故にファンの間でも賛否が分かれそうな気がします。
例によって題材は一般受けはしなさそうですし、これまでのように打ち切りにならなければ良いのですが…。
物語は自然豊かな田舎町・小天狗里に暮らす少女・前堂亜美が天狗さまの力を借りて町に現れる異形の獣を退治していくというもの。
今までの上山作品は設定こそ違えど硬派な作風だったのに対し今回は全体的にハートフルな印象でアクションはあるものの殺伐とした雰囲気は皆無。
氏のトレードマークだったムッチムチの女性キャラクターまで封印されていたのには驚かされました。
敵を殺すのではなく浄化するなど上山式「変身ヒロイン物」といった仕上がりで、まさしく新境地と言えるでしょうが、それ故にファンの間でも賛否が分かれそうな気がします。
例によって題材は一般受けはしなさそうですし、これまでのように打ち切りにならなければ良いのですが…。
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