セレッソ大阪:女性ファン急増中 「イケメン」おもてなし

毎日新聞 2013年10月26日 13時08分(最終更新 10月26日 18時27分)

練習場に集まった女性サポーターにサインをするセ大阪の柿谷選手(左)=大阪市内で、中村有花撮影
練習場に集まった女性サポーターにサインをするセ大阪の柿谷選手(左)=大阪市内で、中村有花撮影

 「カープ女子」ならぬ、「セレッソ女子」が急増中−−。サッカー・Jリーグ1部、セレッソ大阪の若手選手に女性ファンが熱い視線を送っている。練習場には若い女性を中心に、多い時で500人超が訪れ、「セレ女(じょ)の舞洲(まいしま)詣で」と呼ぶ人も。プロ野球・広島の応援席で赤いユニホームをおしゃれに着こなした「カープ女子」が目立つように、スタジアムで「セレ女」が男性サポーターを圧倒する日も近い?

 平日午後。JR桜島駅(大阪市此花区)で下車し、練習場のある同区の舞洲行きバス停に向かうと、クラブハウスに向かう10〜20代の女性が長い列を作る。お目当ては日本代表の柿谷曜一朗選手(23)や山口蛍選手(23)ら、サッカー雑誌の人気投票で上位に名を連ねる「イケメン選手」たちだ。

 今季の開幕直後は訪れる人はまばらだったが、柿谷選手らが活躍した7月の東アジア・カップを境に、ファンが急増。平日でも200人を切ることが珍しくなった。練習見学後、柵で仕切られた約100メートルのファンサービスゾーンに移動し、選手からサインをもらったり、記念撮影をしたりして交流を深める。

 ファンサービスはほぼ毎日実施しており、柿谷、山口両選手は代表遠征から帰国した当日ですら、欠かさなかった。時差ぼけもあり、眠そうな顔をしながらも山口選手は「遠征で自分がいない間に来てくれていた方もいるでしょうし……」と当然と言わんばかりだ。常に明るい笑顔で接する丸橋祐介選手(23)は隠れた人気者だ。

 大阪府和泉市の予備校通いの女性(19)は「ファンを大事にしてくれるところが魅力」と明快。18歳の女子高校生は「ここに来るのは4回目。選手はみんな優しく接してくれるし、サッカーの面でも良いところが分かってきた」と目を輝かせた。OBでチームアンバサダー(広報大使)を務める森島寛晃氏がファンを大事にしたことで知られるように、「おもてなし精神」はクラブの伝統でもある。

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