コピー複合機:蓄積データ、ネット通じて丸見えの可能性
毎日新聞 2013年11月05日 05時30分
スキャナーやファクスなどの機能がある事務用の「コピー複合機」の一部で、セキュリティー対策が不十分な場合、読み込まれた文書のデータがインターネットを通じて外部から見られる状態になることが4日、メーカー大手のリコーとキヤノンへの取材で分かった。
複合機は企業や大学、官公庁で広く使われており、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は近く、この2社製以外も含め、全府省庁で使用している数万台の調査に乗り出す。
リコーとキヤノンは昨年、自社の複合機の一部がこうした状態になっていることを確認した。(共同)