AKB総選挙選抜がソロ15連発！　大トリさしこ「緊張した〜」

指原莉乃とHKT48の1期生メンバー（撮影：鈴木かずなり）

　AKB48が24日、東京ドーム4日連続公演の3日目を行い、『第5回選抜総選挙』上位15人が15曲連続でソロメドレーを披露した。総選挙16位のSKE48須田亜香里を皮切りに、同1位のHKT48指原莉乃まで、先月22日に卒業した篠田麻里子を除く上位15人が、カウントダウン形式でソロ歌唱。初の試みで4万2000人の観客の大歓声を独り占めにした。

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　序盤のトーク明け、ソロで登場した須田が渡辺麻友のソロ曲「シンクロときめき」を披露すると、NMB48の渡辺美優紀（総選挙15位）が海パン一丁のマッチョマン2人を従えて「わるきー」、山本彩（同14位）がギター弾き語りの「ジャングルジム」で続き、投票したファンの思いが総選挙初選抜メンバーをも大舞台に導いた。

　SNH48宮澤佐江（総選挙10位）は、東京ドーム公演初日に卒業セレモニーが行われた盟友・秋元才加の代表曲「虫のバラード」を熱唱。開演前、ツイッターで秋元に向けて「才加になってきます」と告げたとおり、2日前に秋元がステージに残した“魂”を継承し、パワフルに歌い上げた。

　また、SKE48とAKB48を兼任する松井珠理奈（同6位）は、篠田が福岡公演のオープニングで沸かせたソロ曲「プラスティックの唇」を熱演。かつて篠田が自身の「後継者」と話していた珠理奈も思いを受け継ぎ、ひときわ大きな歓声を浴びていた。

　メドレーの大トリは総選挙1位の指原。自身のデビュー曲「それでも好きだよ」をミニスカで歌唱し、ラストのサビでは本人たっての希望でHKT48の1期生たちがバックダンサーとして登場した。「博多も好きだよ」と歌詞を変えて博多愛を示した指原は、歌い終わるなり「緊張した〜」。「指原のこと好きじゃない人にも“莉乃ちゃん”コールを言わせてしまって…」と恐縮しながらも、MCで登場した高橋みなみや峯岸みなみらに「珍しくアイドルしてた」「よかったよ」と褒められ、照れ笑いしていた。