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トップページ > 神代ふみあき書庫 > 非赤松椎名系作品 > 歌う恋姫無双物語 > 第三十三話 結局、肉の宴が始まっちゃって
前回とは違い、まったく歌いませんw
まぁ、歌ってばっかりでは生活できませんのでw
ほぉ、とため息がでる。
華琳様と共に桃香に抱かれたのが四日前。
夜になって直ぐに閨に伴われ、そして朝が明るくなるまで「して」た。
正直に言えば、あんなに激しいものとは思わなかったし、華琳様も私も何度も失神させられた。
桃香自信、性欲を持て余すときがあり、それの抑制をしっかりしているから普段は暴走しないのだそうだけど、暴走するとスゴいことになると聞いてはいた。
・・・確かにスゴかった。
翌日、春蘭と秋蘭も抱かれたんだけど、その翌日の昼間で起きてこなかった。
秋蘭曰く、無駄に体力があったため、失神せずに最初から最後まで絶叫をあげていたそうだ。
痛さではない方で。
「さすがに、あれが毎日では、女の方も体が持たぬ。後宮建設も認めざるえんだろ」
秋蘭の台詞を聞いて、なぜかお尻を抱えてしゃがみ込んでふるえ始めた春蘭。
いえ、何でか、なんてぼかすつもりはないわ。
貫かれたのね?
「ぴぃ!」
思わずおびえる春蘭を、大好物を見るような目で見る秋蘭。
あんたら、そういう関係よね。
じつは、あの夜から今まで続いている感覚がある。
春蘭のように貫かれた感覚ではなく、こう、暖かな感覚。
愛を感じたとかそういうのではなく、こう、渦巻くような沸き上がるような、心の中からじゃなく、体の芯から感じる、いや、実感する感覚。
これは同じく抱かれた春蘭秋蘭では感じていないらしい。
しかし、感覚は微妙に違うけど華琳様は感じているようだ。
ほかに誰かわからないだろうか、そんな想いでいたところ、二人の歌姫に声をかけられた。
関羽こと愛紗と張角こと天和、なぜかにこやかな笑みと共にお茶に呼ばれると、その場で仲間ですね、といわれた。
それは、あいつ、桃香に寵愛されてるって意味? と聞くと、それもあるけど、とにこやかに笑ったあとで私のおなかを指さした。
「その感覚は、間違いなく、桃香様の愛が結実した証ですよ」と。
愛紗、天和といえば、孫呉の至宝を出産したという二人。
その二人が、私のおなかを指さして同じといってくれている。
・・・つまり、そう言うことなのだ。
あふれだした感情は、目から頬を伝う。
お腹から感じる感覚に、胸から生まれる合わさって、一つの言葉となって私の口から溢れる。
「・・・うれしい」
「「おめでとう」」
そう、これでわたしも・・・
「巨乳の仲間入りね」
「「え?」」
今のところ、元から大きいヒトは除いて、小さめだった少女が恐ろしいまでに大きくなっている。
そして、大きいヒトはさらに大きく。
もう、これは決まったようなものだ。
「私も続くわ。だから待ってて」
「「・・・」」
さぁ、華琳様。
私たちは希望の光となって、衣服の寸法変更に勤しみましょう。
主に、胸周辺の!!
「ふははは、あはははははははははは!!!」
「「・・・」」
あの感覚を知っているのは、呉で四人だけ。
先ほど聞いた話だと、陳留勢では曹操殿と桂花殿がその感覚を感じているという。
この騒ぎの中で姉上、桃香様が出会った女性で、多くの方々が寵愛を賜っている。
その中で、あの感覚を感じたヒトは、目で通じ合うことが出来た。
曹操殿、桂花殿、そして白蓮殿、麗羽殿。
白蓮殿は、もう、間違いなしといえるだろう。
幼い頃から通じ合う想い、そして互いに信じ合うことが出来る思い。
そして麗羽殿もいわば、我らとは別の姉妹としての絆がある。
そう考えると納得のいく結果だろう。
そして各員が男子を守ることの出来る勢力にいる。
これは偶然だろうか?
いや、偶然なのだろうが、それでも運命を感じざる得ない。
「ねーねー、愛紗。次は私だよね、ね?」
「小蓮殿。さすがに早いかと」
「ええええええ!?」
実に不満そうな小蓮殿。
実は、蓮華殿が先日閨で何かを感じたらしいと言う噂が立っており、孫呉衆が大いに期待を高めているのだ。
そして、小蓮殿もそれに続きたいと盛り上がっていたりする。
まぁ、朱里も雛里も加わっているのだから、という話もあるが、孫堅様が許していないのだから仕方あるまい。
「ぶぅー、お姉ちゃん達のどっちかが孕んだら、私に協力してよね、愛紗」
「いいでしょう、それならば孫堅様もおみとめになるかと」
まぁ、あれだ。
継承順位という者を考えての行為で、二人のどちらかが男子妊娠するのを待つと言うことだろう。
いかに、我らの子を孫呉の宝といっていても、自分の血族から男子が生まれればまた感覚も違うに違いない。
「シャオ様、出来れば私にも・・・」
「私たちも、出来れば・・・」
すがりつくのは大橋小橋姉妹。
「あのね、権力とかそういうので抱かれても、男子出産は難しいってわかってるでしょ?」
「そ、そうなのですか?」「しりませんでした」
「・・・あれー、愛紗。あれって有名じゃないの?」
愛が通じ合うことが大切である、と何度も桃香様は歌っているのだけれども、実はあまり通じていない。
「うわぁ、桃香様、不幸」
そう、結構不幸な話だろう。
愛情と肉体の波が高まる時でなければ男子出産はないのだけれども、その男子出産も、桃香様との初めての出産に限るのだ。
これを逃すと妊娠はない。
愛し合う中であればあるほど、男子出産でなければ妊娠しないと言う矛盾もはらんでいる。
それ故の妊娠率の低さだろうと言う予想も冥琳殿がたてていた。
そう言う意味では、孫呉四人に加えて多勢を四人も妊娠させている桃香様は、ものすごいというか何というか。
「シャオ様、歌姫筆頭様と通じ合わせていただけませぬか?」
「かなりの無理はききますから!」
「そう言うの無しでないと、桃香様も動きにくいよ。少なくとも、今まで通りに仕えてくれれば、孫呉の身内である限り、その機会はくる。そう信じてくれないかな? ここで約束しちゃうと、種付けの采配を孫家がしてることになっちゃうんだよ」
素晴らしい采配感覚に驚いた。
桃香様と出奔する前までは、どちらかというとわがままな少女だったはずなのに、今では政治感覚まで考えた受け答えを日常生活でも行っているのだから。
武神の長女、仁王の次女、そして平衡感覚に優れた三女。
なにやら関係している三姉妹というのは似るのかも知れない、そんな風に思ってしまった。
肉の宴が一応、2周した感じ。
愛紗ちゃんや天和達経妊婦が一応一周めに混ざらなかったのは、周囲に気を使ったらしい。
で、昨日聞いた話だと、華琳さんと桂花が妊娠した自覚があるらしい。
スゴい能力だね、とおもったけど、これは劉家の一人目の証だと愛紗ちゃんが笑っていた。
で、私の嫁白蓮と金竜ころ麗羽さんも妊娠したらしく、領地も近いから子育ての町を一緒に作ろうというスゴい話になっている。
その関係で、文醜・顔良の二人もそのうち頼むぞ、と私の嫁から軽く頼まれてしまった。
「白蓮ちゃん、私子種袋じゃないんだけど」
「愛を感じなかったら無理は言わないよ。でも、私は信じているがな」
「うぅー、白蓮ちゃんずるい」
近いうち、たぶん通じ合うことになるんだろうなぁ。
だってあの二人が、主系統の二人の子供の世話をしないわけがないし、それを見せられて、きゅんとこないわけがないわけで。
ああ、見透かされている。
で、この話を聞いていてか、白竜、星さんが不満を大きくしていて、男子出産するまでお相手してもらうと行き巻いている。
でもね、ちょっと考えてほしい。
私にしか仕えていないヒトが、男子出産して守りきれるか、ということを。
そんなわけで、私の関係者に仕官してもらって、周辺を守ってもらうほかないと考えるんだけど、どう思う?
「ひどい方ですな、我が主。未だ生まれぬ我が子を人質にするとは」
「でも、十分考えられることだよね?」
「そうですな。確かに」
そんなこんなで、星は一応の主を決めた。
その主は・・・
「へ、へうぅ、星さん、よろしいのですかぁ?」
「ええ、董卓殿。どうやら神楽音曲の都が私に合うらしい。しばらく厄介になりますぞ?」
ということで、董卓こと月ちゃんにお世話になることになったのだった。
実は、華琳さんが積極的に誘っていたんだけど、あの百合百合しい感覚が受け入れがたかったらしく、まだ月ちゃんと詠ちゃんの初々しい乙女感覚の方がよいらしい。
まぁ、悪趣味なんだけど。
それはさておき、一応、董卓・馬陣営も愛を交わすぞと息まいていて、しばらく肉の宴2が始まるであろうことは間違いない。
が、がんばろーっと。
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イグニス
あとがきの理論だと紫苑さんがもう1度妊娠すると、お胸様がもっと大きく?
うおお、wktkしてきたぞ~。