ＦＡ先発補強！阪神、中日・中田賢獲りへ調査本格化

阪神がＦＡで獲得を目指す中田賢。先発候補として白羽の矢をたてた【拡大】

　今季ＦＡ権を取得した西武・涌井秀章投手（２７）も獲得リストにあったが、年俸２億２０００万円。Ａランクの選手で獲得した場合、人的補償を要求される可能性も。中田賢の年俸は７０００万円で人的および金銭補償の不要なＣランクの選手だ。

　打者では４番候補としてナショナルズのマウロ・ゴメス内野手（２９）の獲得が秒読みだが、ある球団幹部は「打者も当然だが、先発投手陣の立て直しは急務だ」とも話している。

　中田賢は、中日と残留交渉を行っており、最大４年の大型契約を提示された模様。中日は宣言残留も認めており、「自分の権利なので、（宣言するかしないか）しっかり考えていきたい」とも話す中田賢は早ければ、５日にもＦＡ宣言するものとみられる。

　すでにソフトバンク、ヤクルトら国内他球団も獲得のための調査を開始。虎も９年ぶりとなるＶ奪回へ、“恋人”の動向を水面下で探りつつ、ＦＡ宣言選手との交渉解禁日となる１５日にも中田賢に速攻でアタックをかける。

【続きを読む】