ソフトバンク・後藤新社長が秋季キャンプを視察
2013年11月05日 11時00分
ソフトバンクの新社長に就任した後藤芳光氏が4日、宮崎で行われている秋季キャンプを訪問。ウオーミングアップのあとグラウンドに集まった全選手とコーチ、スタッフ陣に訓示を行った。「昨日で日本シリーズも終わったが、複雑な思いで見ていた。来年はこの時期も試合ができるように、やるべきことを考えていただきたい。私は野球の専門家じゃないので、皆さん自身で考えて戦っていきましょう」
秋季キャンプの第1クールから視察に訪れた後藤新社長。そのヤル気に対し、チーム内からは称賛の声が上がっている。「1クール目から見に来るなんて本当に熱心。就任会見の時も、話す言葉を手に書いていて、チームに対する熱い気持ちを感じるよね」(球団関係者)
後藤新社長は自身のフェイスブックにもチームの話をちょくちょくアップ。「春もまた見に来ますよ」と早くも再来も予告しており「ああいう人が来てくれると、チームとしても一体感が増すはず」(同)と期待感をにじませた。
もちろん、来季に向け「しっかりした補強をしたい」とも明言。この日はキャンプ地で編成担当者らと話し合いを行った。シーズン終了後のチーム人事で、フロント側は意思疎通や一体感という部分を何度も強調してきただけに、新社長の熱い思いはチームに大きなプラスになるはずだ。
「失敗をどう生かすのか考えることが必要。チームの4位という事実を受け止め、自分が何をすべきか、考えてほしい」。後藤新社長のエールを受け、秋山ホークスがさらなるパワーアップに臨む。
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