猪木議員 敵増えても北朝鮮「闘魂外交」貫く
2013年11月05日 11時00分
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日本維新の会のアントニオ猪木参院議員(70)が本紙昨報通り、参院の許可を得ずに1日、出国し、北京経由で2日に平壌入りする件で、参院が問題視し始めた。みんなの党の渡辺喜美代表(61)は「国会を侮辱する罪に匹敵する」とまで攻撃し、民主党からは「懲罰委員会に諮られる前に、政治家として出処進退を考えるべき」との意見も上がった。帰国後、針のむしろが待ち受けるが、猪木氏は「闘魂外交」の必要性を説いて乗り切る構えだ。
猪木氏は2~7日まで平壌に滞在する予定で、スポーツ交流イベントに出席するほか、朝鮮労働党の金永日国際部長ら要人との会談も調整しているという。
1日、羽田空港から北京へ飛び立った猪木氏は出発前、集まった報道陣に、参議院運営委員会理事会が10月31日、猪木氏が提出した渡航申請を却下したことへの不満をぶちまけた。
「全くわかりません。指導の通りに書類を書いたが、書類記載不備が理由らしい。『北朝鮮に行ってはいけない』というのであればそう言ってもらいたい」
所属する維新へも、訪朝と渡航許可のゴタゴタを報告しようとしたが「誰も電話に出ない。自己責任で俺はやります。ご迷惑をかけないようにします」と言い切った。
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