数々のグラドルを知る「イーネットフロンティア」の飯森氏が挙げたのはSKE48の松井珠理奈で「存在感が全く違う。オーラがある」と絶賛。同社の重藤氏はグラドルの谷桃子。「初イベントですごく汗をかいていたら、楽屋から『水分は大事ですから』と水を持ってきてくれた」との心温まるエピソードを明かした。
アナウンサー組の武藤が挙げたのは「忙しいだろうに、裏でも表でもかわいらしい。天使のよう」と話す吉木りさ。一方、辻は「打ち合わせの時はすごくテンションが高いんですけど、ステージに合うと閉じこもっちゃう」と問題もありながらも、徐々に心を開いているという保田真愛を推す。“芸能界一の人見知りアイドル”ともいわれる保田にステージ上で歌を歌わせた辻の手腕に話が及ぶとレジェンド村山も「あんな挙動不振な人に」と驚きを見せた。
アイドルたちのプロ意識の高さも評価のひとつ。菊地が挙げたのは壇蜜で「一番売れている時なのにめちゃくちゃサービス精神がある。七夕のイベントだったんですけど、急にそうめん持込みで「七夕なんでそねうめん食べてね」。ちょっとそんな習慣あると? 撮影タイムでもしゃがむ、後ろ向く、ケツ出す。延べ120回くらいスクワットしている。午後6時からはじまって10時までイベントしていた」。楽屋裏でも変わらない素顔にも関心した。
同じくイベント時間が長い田中涼子を推薦したのはレジェンド村山。「あの方はイベントの常識をすべてぶっ壊すんですけど、楽しんでほしいという気持ちの表れ。とにかく私物だったら何でも喜んでくれると思っていろんなものをプレゼントしちゃう。サービス精神が旺盛すぎて最初のころはイベント終了間際には寂しくなって泣く。売れるべき人ですね」と賞賛も、イーネット重藤氏からは「じぶんちの壊れた電球をプレゼントして、ファン喜ぶんですかね」と疑問も呈された。そのほか、永井里菜、原幹恵、木嶋のり子、尾崎ナナ、桃瀬美咲、「私」(小松)と名前が挙がったが、そのどれもにファンは納得した様子だった。
観客の誰もが笑顔で帰路についた今回のイベントにオーガナイザーのシャバダバふじは手応えを感じており「次回は半年後を予定していますが、ネット番組からもお声がかかってますので、もう少し早くできるかも。将来的には地上波も目指したいですね」と話す。
“アキバMC”という職業を全国に広めたい。そして不景気でDVDイベントへの客足が遠退く中、秋葉原にかつての勢いを取り戻したい。そんな思いから始めたイベントは、この日秋葉原で行われたどのアイドルイベントよりも多くの人を集めるなど着実に広がりを見せていた。
一宮競輪開場63周年記念(GⅢ・毛織王冠争奪戦)は29日、決勝が行われ、関東3番手にいた長塚智広が、猛然と迫ってきた浅井康太に伸び勝って優勝を手にした。