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経済
欧米大手銀行、外為市場で不正操作か 当局が調査
2013.11.2 22:39
[企業・経済事件]
世界の外国為替市場で、大手銀行が相場を不正に操作していた疑いが強まっている。英バークレイズが1日、行内調査の一環として行員6人を出勤停止にしたほか、米シティグループとJPモルガン・チェースも同日、欧米当局とともに調査していることを認めた。英BBC放送などが伝えた。
欧米の大手銀行をめぐっては、短期金利の国際的指標であるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作が昨年から今年にかけて発覚しており、外国為替でも不正が確認されれば、金融市場の信頼はさらに傷つきそうだ。
これまで当局による調査を認めたのは、バークレイズなどの3行のほかUBS(スイス)、ドイツ銀行など。英紙フィナンシャル・タイムズによると、出勤停止になったバークレイズの6人の中には東京支店の行員1人も含まれるという。(共同)
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