タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))
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タイム・リープ―あしたはきのう (下) 0147巻の感想・レビュー(810)
緻密に練られたプロットは、読み進めるうちに核心に迫っていき、だんだんと一緒になって謎解きに夢中になっていた。文章が多少読みにくいのと誤字が多いことに目をつぶれば、なかなかの佳作だった。
結局一気に上下巻読了。下巻を読んで行く内になぜタイムリープが起きたかが分かってしまったが、ジュブナイル小説と思い、まさかなと思ったが正しくその通りの結末であった。しかしそれでも筒井康隆や眉村卓、光瀬龍といった懐かしい、なんか暖かみのある世界観がとても良かった。更に散りばめたパーツを一つ一つ丁寧に解いていくところは、楽しませてくれた!90年代SFジュブナイルの傑作!
一から十まで過不足なく計算されてるような感じで空白が埋められていくのがすごいなぁと思う。地味と言えば地味なんだけど、この完成度の高さがたまらなく好き。そしてあとがき代わりの短編がどうにも蛇足に思えます。小説化されるならきっとおもしろいとは思うんだけど、そこでクリス・クロスとつなげなくても…。
上下巻に分かれていますが、ページ数少なめで冗長な記述がないのでサクサク読めました。目まぐるしく移動する時間軸に最初は戸惑いますが、徐々に欠けたピースが埋まっていく感じがたまりません。伏線も見事に回収されていて、最後まで楽しく読めました。良作!
よくできたおはなしだと思うがいかせん淡々と物語が進んでいくのでラストになっても盛り上がりがかけるように思う。伏線張りはしっかりとしているのでタイムリープ作品としては非常に良く出来ていると思う。
大変細かくちりばめられたギミック、タイム・リープの仕組みはとても面白かった。青春小説としての爽やかさもすごく好きな感じ。たた割とよくある話に収束してしまった気もするし、途中である程度犯人やら出来事の先読み(後読み?)はできてしまった。それでも頭から読み返してみると、本当に細かい。一文一文全部伏線な感じで、計算し尽くされてるなと。ネットの解説サイトで感動した例の本思い出した。
上巻で散りばめられた謎があっと驚くところで回収されていくのが快感です。翔香の命を狙う存在が現れ、物語は急展開。翔香を守り、タイムリープを終わらせるため、若松たちの静かな戦いが緊張感を高めてくれます。最後はパズルのピースが全部はまった様で、何とも言えぬ充足感に満たされました。さすが名作と言われるだけのことはありますね。おまけの短編もなかなかに面白かったです。久々に大満足。
再読。本当に綺麗にまとまっています。なぜタイムリープをするのか、若松君や周りの人々の意味深な態度はなぜかと謎ばかりだった上巻が、散りばめられた伏線もきっちり回収してすとんと落ち着きます。緻密に練り込まれたプロットながら、ラストでここまで読者を納得させて終われる作品はなかなか無いと思います。下巻まで読み終わったら上巻の冒頭から思わず読み直してしまいます。そしてこの時のこの反応はこういうことだったのかと理解した時の快感たるや…。爽やかな読後感です。何度読んでもすばらしい作品です。
下巻。きれいにまとまっておもしろかった。最後のタイムリープ、つまり上巻冒頭につながるあのタイムリープについてふと思う。日曜日の夜にああいうことがあって最初に飛んだタイムリープ先があの場面というのは、翔香にとって真っ先に飛んでいくほどの、一番落ち着いて安心できるタイムリープ先があの場面だった、ということになるのでしょうか。などと妄想。代名詞ばっかりで何を言ってるのかよくわかりませんね。
本当に緻密な計算の元の話だった!ループする能力の出所などはわからず仕舞いだったけれど、最後の最後までオチがついて良かったと思う。最初のシーンの謎がすべて解明されてスッキリ!つい、上巻のプロローグ(エピローグ?)を読み返してしまった。あとがきに変えての短編、凄く気になるんだけれど、あれは本になってないんだよね?と思ってしまった。
さすがに14年も前の作品というだけあって目新しさはなかったものの、しっかりとした文体にしっかりとした構成で名作と呼ばれるにも納得。謎が氷解していく気持ちのいい感覚、わかりやすいタイムリープ。SF初心者にはうってつけの作品。あとがきのようなもの、は色々と想像できて面白いなー。
面白かった。ついつい上巻から続けて一気に読みきってしまった。お手本のように綺麗な筋書きで、読後の「ストンと腑に落ちて納得できる」ような感覚もとても心地よい。シンプルかつキレイな「タイムリープ」のお話でした。
《図◎》図書館で見かけたから、つい読んでしまった。図書館にあったのは1冊にまとまったハードカバーだった。1冊にまとまってた方がいいね。 私が読んだ版には「あとがきがわりに」がないので、気になる。ない方がいいというレビューがあるみたいだけど、どうなってるんだろう。 タイムトラベルものはよくあるんだけど、タイムリープの発想がとても面白い。 高校生の頃に読めて良かったと思う。「猫が扉をあけるやつ」気になったので図書館で借りたよ。「夏への扉」だよね(笑)「ラベンダーのにおいのするやつ」も今度読みます。アニメもね
面白かった! タイトル通りタイムリープのお話。よくよく練られていて、主人公の強制的に時間跳躍させられてるような、なんとなく薄ら寒い気味悪さが、読み進めるうちに氷解していく様はお見事としか言いようがない。巧く凝縮されていて、サクサク読めるのもポイント高い。まぁ10年以上前の作品で、ところどころ多少古臭く感じる部分はあるが、それをどうこう言うのは反則かw そういうのは別にこの作品に限った話でもないし。とはいえ、話の根幹部分の仕掛けは今読んでも色褪せていないように思うし、いい作品でした。
これは凄い。計算し尽くされた展開。伏線が綺麗に回収されていく様は読み進めていってひどく心地かったです。全て読み終えてから改めて上巻の冒頭を読み、思わずニヤリとしてしまいました。
物語としてはそう複雑ではないけど、タイムリープものとして大切なピースがはまった感はすごくよく出ている。それでいてラストは盛り上がるし、きちんとボーイ・ミーツ・ガールしてるしでなかなか完成度の高い作品。上下巻分冊のわりに短かったのが残念。これ1冊でもよかったのでは。
繋がった……!!空白の時間へ戻るタイムリープのお話下巻。若松くんカッコいい!な下巻でした。憎まれ口を叩きつつ、しっかり守ってくれるまさに少女マンガのヒーローのようでした。色々なことが繋がっていく、まさにパズルのような構成が楽しかった。やっぱり、タイムトラベルものは楽しいなぁ。
タイムトラベルもののラノベSFですね。ロジックはとても面白かった!うまく考えられていますね。内容は軽くてサクサク読める感じ。タイムトラベルものが好きな方にはオススメ。
kula-diamond
これって、同じ人のクリスクロスという本と少しだけ繋がってるんですよねー http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4840205663
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ナイス!
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04/24 08:44
なんだかノスタルジックにさせてくれる一冊です。幼い頃はこういう少しだけ恐いところもあるけれど、明るく元気な話が多かったように思います。単純…といえば悪く聞こえるでしょうか?でも単純な話というのはそれはそれで素晴らしく、記憶に残りやすいのです。そしてまさにこの本は複雑じゃないからこそいつまでも読むに値するんだと思います。タイムトラベルひとつとっても、今は何故だとか理由を問われる時代。けど、理由なんて忘れて楽しもう!そんな、現代人が忘れてしまったキラキラした明るさが、この小説にはあるのでしょうね。
再読。結末を覚えていてもやはり面白いのです。なんどでも繰り返せるってスゴイよねぇ。しかし、親友はどうしてしまったのだろうか。手元にないのは「ダブル・キャスト」と「Hyper Hybrid Organization」シリーズ(しかもこっちは二冊目ぐらいまでしか読んだ記憶が無いなぁ。止まっちゃってるみたいだし。ぬぅ。
前評判通り、タイムトラベル物の傑作。どこかおっちょこちょいでヒステリックになりがちな翔香と、冷静沈着で理路整然とした和彦の組み合わせが抜群に良い化学反応を起こしている。また、華美にすぎない文章と現実離れしていないキャラクタが、彼女らの経験するタイムリープの現実感を殊更に味わわせてくれた。和彦の思慮深さ、ちょっと見習いたい。
こりゃ傑作! 伏線の張り方や回収がとても上手。空白の時間が次々と、パズルのように埋まっていくさまはもはや快感! 下巻では主人公・鹿島翔香の命が狙われているという事実が判明。これによって話に緊張感が一気に増した。タイムリープと犯人探しが同時に進み、やがて犯人の正体と時間移動が始まった理由も判明。事件は終わる。最後のタイムリープで上巻の冒頭へとつながる展開は見事すぎて涙が。「あとがきがわりに」の内容は意味不明だったが、どうやら同著者の「クリス・クロス」へとつながる話らしい。次はこれを探す旅に出るか……。
伏線回収の下巻。上巻でも小さな伏線回収はあったが、下巻では、かならずしも過去に原因があり未来に結果があるわけではなくその逆も起こるというランダムタイムリープの性質が遺憾なく発揮される。わりと伏線はあからさま(上巻の冒頭みたいなミスリードもあるが)でもパズルのピースが次々とはまっていくのはやはり楽しい。タイムリープのはじまった原因はミステリとして期待し若干肩すかしをくらったが、綺麗にまとまって満足。しかしこのあとがきがわりにはなんなのだろうか。こういうノリとか、キャラの少女漫画っぽいにおいに時代を感じる。
面白かった。途中、頭がグルグルしつつも、若松くんの言うことについていけば大丈夫!な気分で読んだ。若松くん、昔のトラウマを含めて、いいわあ。そしてトラウマを知っている鷹志がまたできた御仁で。親友からの頼みとは言え、女の子に護身術を教えてやるなんて。親友とその子の関係が判然としないのに。疑ってはいるが。これだけ鷹志を気に入った癖に、鷹志の存在はすっかり忘れてた(笑)。昔聴いたラジオドラマは『おまけ』までだったから(多分)、『あとがきのかわりに』って何コレ?驚いた。まるで『はじまりなおわり』なんですけど!
空白の時間を埋めるまで続くタイム・リープ。タイム・リープの法則性を理解しつつある若松が、翔香の時間を、過去を未来を変えることなく、正常に戻す解決策を実行する。バラバラに並べられた時間のピース。すべてのピースが明らかになり、時間をたどる時、見えないバラバラの謎が解ける。徐々に明らかになっていく未来と過去と、現在過ごす時間軸での予測と事件解決の対策。構成と伏線、展開が秀逸で、惹き込まれてサクサク読める。ラノベと侮ることなかれ、よくできたSF作品。誤字印刷が気になって、若松のイラストがイメージと違うかったかな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0) -
1月13日
どんどん引き込まれて、最後まで一気読み。様々に散りばめられた伏線がカチっとはまるのが面白かった。少女の成長もきちんと描かれていてとても良い作品でした。ラノベでなくても通用する作品だなと思います。初版が1999年ってことは10年以上前なのですね。ブックオフで見つけて購入したのですが最近出版された物だったらしく、2012年1月の物でした。今だに出版されているということは、やはり名作なのだなと思いました。
面白くて一気に読んでしまいました。アニメ版「時をかける少女」は原作よりもこちらに雰囲気が似てるなぁと感じました。しかし、頁数的に上下巻に分ける必要があったかは謎です。タイムリープ物で以前何をやったのかが気になることが何度かありましたが、上巻は当然手元になくて確認できなかったので、不便に感じました。そういうのを狙ってやったのかもしれませんが・・。読み終わった後に冒頭のシーンを読み返すと二度面白いです。
トウのたった本読みは嫌だね、と。刊行時(15年以上前か)に読んでたらもう少し面白がれたかもしれない。あと、幾ら昔のラノベ(もともとは単行本だっけ)とはいえ、ちょっとこのイラストはつらいなあ。特に若松。
いや、こりゃ凄い。タイムリープものとしてはマジ完成系なんじゃなかろうか。シュタゲの元ネタって言われてたのはよく分かった。他にも色々思ったはずなのにラストのアレで全部吹き飛んでしまった。アレはマジで笑ったわ。超光速ワープもいいとこだろ。いやー、見たい。これは見たいな
個人的に「ライトノベル」ではなく「ジュブナイル」と呼びたい一品。意識のみ跳躍するタイムリープ。良くできてます。 落丁だらけの本に次々とページを差し込んでいって、ついに一冊のパラパラ漫画が完成するような達成感。しかしせっかくの爽やかラストを帳消しにする「あとがきがわりに」どうしてこうなった。関君どうなったんだよ…。
タイム・リープ―あしたはきのう (下) 0147巻の
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