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タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))の感想・レビュー(209)
ラノベと馬鹿にしてはいけない。物語の構成力は五ツ星。中学生のとき読んで以来、何度も読み直した作品です。
思わずノートに書きながらヒロインのタイムリープを追ってしまい、その整合性に感動した作品。青春小説としても爽やかで、何度も読み返したくなる。
半年ほど前、時間SF強化週間をやっていた時以来の再読。友達にすすめられた作品だったが、やはりおもしろい。タイムリープという設定の使い方もよいし、何よりとてもシンプルだ。こういう人は上手な学術論文を書くんだろうなあ。
タイムトラベルではない、意識だけが時間軸を行き来してしまうライトSF。読んでいても、時間が明日へ行ったり昨日へ行ったりするので、タイムリープが重なっていくと順番がわけわかんなくなる~。まっとうな時間軸にいる和彦の目線で読んでいくと(そりゃそうだ、読んでる自分もまっとうな時間軸・・・のはず!?)パズルをしているようで楽しい。結末が気になる!
時間SFとしてなかなか面白そう。タイムリープという「用語」の設定は恣意的かもしれないが、設定そのものは面白い。どんどん読める。
再々読。タイムトラベル物として、今でもアイデアと構成力はピカイチ。パズルのピースが一つずつはまっていく爽快感とエピローグも秀逸。タイムリープするきっかけになる事件だけが後味良くなく画竜点睛を欠くがやむなし。
★★★★★ : 「パララバ」をきっかけに,本棚から引っ張り出してきて再読。やはり,この本はすごい。キャラクター,文体,ストーリーとも完璧でケチのつけどころがない。何より構成が神がかっている。
再読。初めて読んだのは10年近く前ですが、やっぱり何度読んでも良い!不可思議な現象の法則性を見付け出し、真相に迫っていく様は実に爽快です。和彦が本当に頼もしい。下巻の一番最後のシーンの繋がりにはもう…お見事!
俺的にシュタインズゲートにすんなり入ることができたのは、この本のおかげだろう。 時間を扱った小説は多々読んできたけれど、タイムリープという言葉を最初に知ったのはこの本。 タイムスリップものはそれこそ多くの映画、SF小説やゲームで溢れかえっているが、この本ほど構成が練られた秀逸な本は数少ない。 ダブル・キャストとともにお勧めできる作品。
良かった。時間軸がバラバラになってしまう騒動、と聞いて初めは混乱しちゃったけど慣れればすごく面白い設定! ちょっと捻くれているけど根はいい皮肉屋?の男の子がいい味してます。時間跳躍によって複雑になっているタイムスタンプを考えるのが楽しい。「?」となったところに答えが示される度に、脳みそが気持ち良くなる感じ。
今さらになって初めて読んだ。当時から話題になってたのは知ってたけど、機会が無くて手が出てなかった。読んで今までノータッチなのを後悔した。。。
積本だったけど、読んでみるとあっさり読破。わかりやすくてスラスラ読めた。ノストラダムスの予言がなかったら地球はどうなっていたんだろうかとワクワクした
タイムリープの期間はたった一週間。つぎはぎの一週間を、クラスメイトの若松君と翔香が一緒に謎解きするんだけど恋もあり、謎もあり、とても面白い
タイムトラベルものの中では読みやすく、かつ、面白い。その方面が好きならライトノベル臭丸出しな表紙に躊躇せず、読んでもらいたい。ちなみに、佐藤藍子主演で映画?化もされたらしいのだが、そちらの出来はどうだったのか?知ってる人いませんか?