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タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146))の感想・レビュー(209)
鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。“あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…”若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香の記憶を分析する。そして、彼が導き出したのは、謎めいた時間移動現象であった。“タイム・リープ―今の君は、意識と体が一致した時間の流れの中にいない…”第1回電撃ゲーム小説大賞で「金賞」を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。
飛び飛びで時間を行き来するそのピースがちゃんとはまっていく心地よさ。 よく考えられた作品で、読後感もよかったです。おすすめ!
鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。"あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…"若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香に何が起こっているのか調べ始める。だが、導き出された事実は、翔香を震撼させた。(カバーあらすじより)
タイムトラベルものが大好きな私が「バックトゥ〜」「オーロラの彼方へ」「夏への扉」と同レベルに大好きな一冊。
(当時の)ラノベと侮るなかれ。
完璧なプロット。
何度も読み返した本。 ページの通りに読んで、タイム・リープしている主人公の時間の流れを楽しむもよし、あっちこっちめくって、タイム・リープしていない時間の流れと友人たちの含み笑いを一緒に体験するもよし。
めちゃ久しぶりに読んだ(^-^)/ リアルに、10年ぶりくらい?Amazonで頼んでしまいました✨ あたしのメガネインテリ好きは、若松くんのせいかもしれないっ笑
10年くらい前に読んで衝撃が大きく、今でも手元に残している本。時間ものが好きになった原因。タイムリープに対して丁寧に考察、論理的に書いてると思う。最後までかちっとはまるところが好き。今メディア化しても絶対売れる作品だと思う。高校生の日常がリアルなところも気に入ってる。
ラジオドラマが好きで読んだ作品。タイトルどおりの作品だが、跳躍した先ごとで章が分かれているので、一読したあとに時系列をおって読んで見ると視点を変えて読める。
すごく良かった!青春とSF!自分もこういう不思議な事を体験する立場になってみたいなあ(´・ω・`)〜曜日から〜曜日にタイムリープとか紙に書いて考えてみると楽しかった(*^ω^*)
☆☆☆☆☆ 若松君の完全無欠の格好良さも、時間パズルのもつれた糸を一つ一つほどいていくSFミステリとしての完璧な構成も、大胆かつ精緻な推論も、どれをとっても世界最高の小説と賞賛したい。最高。
(☆☆☆☆)伏線回収の上手さや設定を活かした見せ方が良い。 文体も読みやすく一気に読める。最後の終わり方もちゃんとスッキリしていて溜息をつける。 しかしそのぶん(しょうがないことだけれど)鳥肌が立つような大きな盛り上がりはないのでそういうのを期待している人には向いてないかも