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【グラニュース】


永井、さすがストライカー

2013年11月5日 紙面から

選手会主催ボウリング大会で投球する永井=名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで(小嶋明彦撮影)

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 名古屋グランパス選手会が初開催したボウリング大会が4日、名古屋市内で行われ、選手26人と抽選で選ばれたファン90人がにぎやかに触れ合った。選手たちが口々に残りのシーズンへの全力投球を誓う中、鮮やかな投球でストライクを連発したFW永井謙佑(24)は、残り4試合でゴールを量産することを誓った。

 ゆったりとしたステップから、黄金の右腕を振り抜いた。放たれた球は鋭いカーブを描いて整然と並んだ10本のピンをくまなく破壊。小さくガッツポーズをしながら振り向いた永井の周りに、歓喜の輪が広がった−。

 あたかもゴールを決めたかのようなシーンが、そこかしこで何度も繰り返された。選手は3人一組となり、各レーンを回りながら助っ人としてファンの代わりに投げる役回り。永井だけでなく選手会ボウリング部に名を連ねる小川、田鍋、マイボールを持参した本多、さらに藤本、西村、佐藤、ケネディらも快投を披露。ボウリングが初めてというダニルソン、ダニエル、チアゴらも盛り上げに一役買った。

 閉会式ではファンの表彰後、選手がストライク数を自己申告。特別参加した久米GMの7本が最多だったが、ストライクを多く出していた永井は「何回ストライク取ったか覚えてなかったんで、手を挙げませんでした」と明かした。

 ストライカーのはずがストライク数にこだわらなかった永井だが、本業ではそうはいかない。8月に復帰してリーグ戦10試合でいまだ無得点。「ストライクだけじゃなく、ゴールも取れるようにしないと」と力を込めた。

 もちろん、この日のボウリングで得たファンとの一体感も後押しとなる。「楽しかったし、また機会があればやりたい。(ファンと)一体となって頑張っていきたいし、来年につながるようにしっかりと勝ちたい」。レーンで証明した繊細さと勝負強さを、次こそピッチで披露する。 (宮崎厚志)

 

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