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【芸能・社会】

関ジャニ・大倉 民放連ドラ初主演 二面性の災害派遣医師

2013年11月5日 紙面から

 7人組アイドルグループ関ジャニ∞の大倉忠義(28)が、来年1月スタートのTBS系ドラマ「Dr.DMAT」(木曜午後9時)で、民放連ドラ初主演を果たすことが決まった。集英社「グランドジャンプ」で連載中の災害医療を描いた人気漫画を、東京消防庁の全面協力のもと実写化。大倉は初の医師役で、災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」の隊員として、一瞬の迷いが生死を分ける究極の現場に挑む。

 DMATは、95年の阪神・淡路大震災での初期医療体制の遅れを教訓に設置された。04年に東京都に初めて誕生し、各都道府県で配備が進んでいる。メンバーは医師、看護師、事務職員ら。専従ではなく、指定病院の担当者がボランティアで駆け付けるシステムだ。

 都内の有栖川総合病院に勤める主人公・八雲響は、1年前までER(救急救命室)にいたが、事故で運び込まれた妹(瀧本美織=22)を救えず、植物状態にしてしまったショックから、内科に移った。しかし新任の院長(國村隼=57)は、八雲を強引にDMATの一員に指名する。

 加藤章一プロデューサーは、大倉の起用理由を「ライブでドラマーとして見せるキリッと集中した顔が、医者として現場に向かう姿に重なる。すごくいい笑顔とのギャップが、主人公の持つ二面性にピッタリ」と説明する。大倉は「たくさんの俳優さんがいる中で選んでくださった。僕しかできないやり方で伝えていかなきゃいけない」と決意を語った。

 劇中ではトンネル内の多重衝突、大規模な土砂崩れなど過酷な事故、災害が起きる。発生が危惧されている首都直下型地震も描かれる予定だ。大倉は医師の指導のもと気管挿管、縫合など医療技術の指導を受けており、「手先は器用だと思っているんですが、タイコ以上に難しい」と苦笑い。「医療ドラマなので『JIN−仁−』を見返してます」とささやかな準備も明かした。

 民放連ドラの主演は、グループでは錦戸亮(29)、安田章大(29)、丸山隆平(29)に続き4人目。ゴールデンタイムでは錦戸に続き2人目となる。

 

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