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【大リーグ】インディアンスの名物ロゴ消える!? 来季ユニホームに「ワフー首長」使わず2013年11月5日 紙面から 名物ロゴが消える!? インディアンスのロゴマークで、笑顔の米先住民(インディアン)を模した「ワフー首長」が消滅しつつある。米スポーツのロゴマーク専門サイト「スポーツロゴズネット」は、イ軍がワフー首長のロゴ使用を徐々に廃止している動きを特集。来季からは、ヘルメットやユニホームでも一切使用しないと紹介した。米国ではNFLレッドスキンズのチーム名も「人種差別だ」として改名運動が盛んとなっており、イ軍もこれにならった格好だ。 1989年に公開された映画「メジャーリーグ」により、日本でも爆発的な人気となったロゴマークの「ワフー首長」が消えつつある。 スポーツロゴズネットによれば、イ軍は2009年からロードゲームで使用するヘルメットのロゴをワフー首長からクリーブランドの頭文字である「C」に変更。今季からはホームゲームでも同様に変更した。それでも、ユニホームの左袖にはワフー首長のロゴが縫い付けられていたが、これも来季から完全に廃止するという。 球団公式サイトでも、あらゆるページで大々的に用いられていたワフー首長は徐々に姿を消し、全チームの紹介ページでも、イ軍のみが“第一ロゴ”のワフー首長ではなく、チーム名のロゴを用いている。ダンバーグ球団広報は「首長を廃止しようとする急激な動きがあるわけではないし、世論に迎合しているわけではない。ただ、徐々にCマークのロゴに移行する動きがあったのは事実だ」と言葉を濁した。 “世論”とは、NFLレッドスキンズの改名運動の活性化だ。10月にオバマ大統領も改名の是を説き、米議会でも5日に改名の是非が投票される。球団地元紙クリーブランド・プレーンディーラー(電子版)も、ワフー首長の廃止を説く大々的なキャンペーンを10月から展開。「クリーブランドは先住民の人口比率が約0・3%で、これまで少数の声が反映されてこなかった。もしチーム名が『ブラックス』で、ロゴが『ちび黒サンボ』ならば、読者は我慢できるのか」と呼び掛けている。 同紙のオンライン読者投票では「ワフー首長のロゴを残すべきだ」との声が約65%と多数を占めるが…。長年親しまれてきたイ軍の“象徴”も、時代の流れには逆らえないようだ。 PR情報
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