中古車販売業者が虚偽の記載10月31日 19時17分
5015684201_20131031192148.mp4
事故などで車体を修理したにもかかわらず、中古車情報誌に修理歴がないと虚偽の記載をしたとして、消費者庁は、北九州市の中古車販売業者に対し、再発防止策を講じることなどを命じる措置命令を出しました。
措置命令を受けたのは、北九州市八幡西区で中古車販売店を営業している「株式会社川島」です。
公正取引委員会によりますと「川島」は、去年８月から１０月にかけて、中古車情報誌に、事故などで車体を修理した中古車１３台について、修理歴がないと虚偽の記載をしていました。
「川島」では、いずれの車もオークションで購入していて、出品票から修理歴があることを知っていたということです。
虚偽の記載をした１３台のうち１２台は、すでに販売されているということです。
公正取引委員会の調査を受けて消費者庁は１０月３１日「川島」に対し▼新聞やホームページなどで、虚偽の記載を行ったことを告知することや▼再発防止策を講じるよう命じる措置命令を出しました。「川島」では、虚偽記載の事実を認めた上で「担当者が軽い修理だと判断して、修理歴がないと虚偽の記載をした」と話しているということです。