UPDATE 1-米9月製造業新規受注、民間投資先行指標落ち込む 全体は1.7%増
(内容を追加しました。) [ワシントン 4日 ロイター] - 米商務省が4日発表した製造業新規受注統計は 、民間企業の設備投資計画の先行指標とされる航空機除く非国防資本財の新規受注が1. 3%減少した。米財政協議の難航を受けて、企業が投資計画を大幅に縮小した兆候が示さ れた。 債務上限引き上げ問題の決着が土壇場までもつれ込んだことで、企業間にデフォルト (債務不履行)懸念が高まった可能性があり、また米連邦準備理事会(FRB)にとって は、資産買い入れ規模の年内維持を正当化する材料がまた1つ増えたとも言える。 レイモンド・ジェームズの首席エコノミスト、スコット・ブラウン氏は「成長が極め て勢いを欠いている可能性が示された」とし、「FRBによる現行の金融緩和維持を正当 づける新たな理由となり得る」と述べた。 新規受注全体では1.7%増加し、伸びは市場予想に一致した。変動の大きい非国防 航空機が57.7%増と大きく増え、押し上げ要因となった。 8月の新規受注は0.1%減。同統計は、政府機関の一部閉鎖の影響で8・9月分の 発表がこの日まとめて行われた。 国内総生産(GDP)統計に反映される航空機除く非国防資本財は、9月が0.2% 減だった。 詳細は以下の通り。 受注(季節調整後、前月比%) Sept Aug July 新規受注 1.7 -0.1 -2.8 輸送機器を除く -0.2 -0.4 1.2 国防関連を除く 1.3 0.1 -2.4 製造―受注残 5.2 0.3 -11.0 耐久財 3.8 0.5 -8.1 一次金属 2.9 0.1 -0.1 一般機器 -2.6 0.7 -0.6 コンピュータ/電子機器 1.6 -4.6 -2.8 電気機器・製品 -0.9 -0.4 -4.9 輸送機器 12.9 1.8 -21.9 非国防航空機 57.7 5.4 -58.9 国防航空機 16.0 -12.0 -3.3 船舶・ボート 29.0 -0.8 -38.0 非耐久財 -0.2 -0.6 2.3 コンピュータ・関連製品 7.1 10.7 -12.8 自動車・部品 -0.2 2.1 0.4 非国防資本財 6.7 -0.1 -17.5 航空機除く非国防資本財 -1.3 1.0 -3.5 国防資本財 18.0 -3.3 -23.7 輸送機器除く耐久財 -0.2 -0.1 -0.5 非国防耐久財 3.2 0.9 -7.5 耐久財受注残 0.9 0.1 0.2 出荷(季節調整後、前月比%) 総出荷 0.1 0.2 1.1 耐久財 0.4 1.0 -0.1 航空機除く非国防資本財 -0.2 1.4 -1.4 在庫(季節調整後、前月比%) 総在庫 0.4 0.2 0.3 コンピュータ・関連製品 -1.2 -1.9 -2.3 自動車・部品 0.7 1.0 -0.2 Sept Aug 対出荷在庫比率 1.30 1.29 前回発表 Sept Aug July 新規受注 N/A N/A -2.4 耐久財 3.7 0.2 -8.1 エコノミスト予想(ロイター調査) 新規受注 +1.7 pct
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エコノミーの座席幅で火花
ドバイ航空ショーを控えるなか、エアバスとボーイングがエコノミー座席の幅をめぐって火花を散らしている。 記事の全文