千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが、11月1日公開の映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」で、日本語吹き替えに挑戦していることがわかった。実写吹き替えはゆるキャラ初、そしてこれがふなっしーの“ハリウッド映画デビュー”となる。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は、「ハリー・ポッター」を超え、130週連続売り上げベストテンに君臨した「パーシー・ジャクソン」シリーズが原作の映画シリーズ。ギリシャ神話の世界と現代アメリカを融合させた奇想天外なアドベンチャー巨編として公開された前作から3年、ギリシャの神と人間の間に生まれた半神“パーシー・ジャクソン”が帰ってくる。
今回、ふなっしーが実写吹き替えを務めるのは、ギリシャ神話の“伝令の神”ヘルメスの力の象徴である杖に絡みつく蛇のジョージ。人間界にあるヘルメスが運営するオリンポスの宅配会社で、パーシーたちに世界を救う“黄金の毛皮”の手がかりを伝える重要な役どころだ。この役を担えるのは、主人公パーシーの様に、ゆるキャラが持つ秘めたる力を発揮し、非公認なのに船橋市を応援する仲間思いの熱い妖精・ふなっしーしかいない、さらに話し出したら止まらないというキャラクターの一致もあり、大抜擢することになったという。
今回の吹き替え声優挑戦について、ふなっしーは「もともとの映像の声が喋っている間に、ふなっしーもセリフを終えなきゃいけないというのが初めてで、結構むずかしかったなっしー。楽しかったなっしーよ。アドバイスや練習は、いっさい無かったなっしー。ぶっつけ本番だったなっしー。『ハリウッド大作に参加して世界進出』、いい響きなっしー」と喜びのコメント。
「主人公パーシーたちのように冒険に出るとしたら?」との質問には、「虎とかライオンとか猛獣系好きなっしー。だから、いちどね、アフリカ行ってみたいと思ってるなっしー。野生のパイソン(と闘って)、こう、ガッ!バシッ!ムシャぁ!肉〜!どうなっしー?」と、ワイルドな一面を覗かせた。
また、「パーシーの冒険のように身近で起きた危険なことは?」と聞かれたふなっしーは「イベント会場で危険な目にあうなっしー。うわーってもみくちゃにされて、結構危ないなっしー。日常なっしー。(だから)仕事終わって、毎晩船橋港いって、色んな魔物たちと戦ってるなっしー」と、日々大変な思いをしていることを告白。
そして劇場に足を運んでくれる人たちに対しては「こんなっしー。ふなっしーなっしー。今回初めて、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』で声優デビューしちゃったなっしー!ひゃっほーーー!出て来たら、あっ、ふなっしーだと思ってくれなっしー。よろしくなっしー!エンドロールが楽しみなっしー!!!なし汁ブシャァァァァー」といつものテンションで見どころをアピールした。
映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海」は、11月1日(金)“映画サービスデイ”3D/2D 字幕・吹替同時公開。