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[ 商品コード ] KGR1001
Kagura
御勾玉(おんまがたま)
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12,600円(税込)
特別価格
12,600円(税込)
返品の条件につきまして
(竹田恒泰デザイン)
勾玉は古代の装飾品で、不思議な力を秘めた特別なものとして大切にされてきました。
曲玉の持つ霊力がそれを身に付ける者を守るのです。
古事記にもいろいろな場面に曲玉が登場します。
その中でも、天照大御神が身に着けていた八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)は、その子孫の邇邇芸命(ににぎのみこと)の天孫降臨によって、高天原から地上に持ち込まれ、さらにその曾孫の神武天皇から歴代天皇に次々と受け継がれ、現在は第125代の今上(きんじょう)天皇がお持ちになっていらっしゃいます。
これが「三種の神器」の一つ、八坂瓊曲玉なのです。
背面の文字は、穢れを祓い清め、身を守り、幸せを与えていただくことを神に祈る祝詞「略拝詞(りゃくはいし)」です。この服を着る者は、曲玉と祝詞によって守られることでしょう。
■神楽〜Kaguraとは■
太古の昔、宇宙には天地(あめつち)の区別もなく、全てのものは形を持ちませんでした。
あるとき天と地が別れ、天の高天原にはじめて現れたのが天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)でした。
天地開闢、宇宙の始まりです。
いまからおよそ1300年前に編纂された日本の古代の歴史書「古事記」は、宇宙の始まりをこのように記しました。
これが「和」の原点です。
そのあと古事記は、神が交じり合って八百万(やおよろず)の神々を生んだこと、神々が海水をかき混ぜて日本の国土・大八島(おおやしま)をつくったこと、太陽神・天照大御神の子孫が三種の神器を携えて天・高天原から地・葦原中国(あしはらのなかつくに)に降臨し、神器を受け継ぐその子孫が天下を治めて天皇になり、大和朝廷の基盤を築いたことなどなどが書かれています。
皇紀元年(西暦・紀元前660年)に成立した大和朝廷は、その後一度も途切れることなく、一系の血筋を引く天皇によって受け継がれ、現在の皇室に繋がっています。
そして、今上天皇は第125代の天皇でいらっしゃいます。
高天原から地上にもたらされた「三種の神器」は、二千年以上時を刻んだ今も、曲玉が皇居、鏡が伊勢の神宮、剣が熱田神宮に大切に祀られています。
日本はおよそ二千年、王朝は一度も交代していません。
日本の「和」の文化は、皇室の元で育み続け、今に至るのです。
古事記から現在の皇室につながる一本の流れの中に、日本の「和」の文化の本質があります。
「神楽」とは、日本の伝統的な神事において、神に奉納するために奏される歌舞を意味します。
「神楽」はその字の如く、神を楽しませるものなのです。
古事記によると、太古の昔、太陽神・天照大御神が天岩屋戸にお隠れになったとき、闇夜の中で神々が賑やかに歌舞を奏し、大御神を呼び戻しました。
これが神楽の最初の記録です。
それからというもの、地上でも人々は、人のためでなく、神のために歌い、そして踊り、文化・芸術に華を咲かせました。
日本文化は神を楽しませる文化から始まったのです。
宮廷によって育て守られてきた「本物の和」を形にするのが【Kagura】です。
伝統に裏打ちされた物語を、ひとつひとつの作品に表現していきます。
日本文化との一体感を味わっていただけたら幸いです。
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