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長野県建設業厚生年金基金 約22億円不明
長野県にある長野県建設業厚生年金基金で、21億9000万円が不明になっていることがわかった。通帳を管理している事務長の男性(52)とは現在、連絡が取れなくなっている。
長野県建設業厚生年金基金は12日に会見を開き、不明金が21億9000万円に上ると説明した。基金は厚生年金に上乗せする分を加入している建設会社から集めて運用しており、基金の口座は事務長が1人で管理していた。事務長は加入する会社に返金したと説明したということだが、基金が調べたところ、虚偽とわかった。事務長とは今月9日から連絡が取れないという。
長野建設業厚生年金基金は11日、警察に被害届を出した。
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