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長野県建設業厚生年金基金不明金 知人から金銭含む支援受け生活

フジテレビ系(FNN) 11月3日(日)6時44分配信

長野県建設業厚生年金基金の資金23億円余りの行方がわからなくなっている事件で、国際手配されていた男は、タイで身柄を拘束された際、知人から、金銭を含む支援を受けて生活していたことがわかった。
巨額の金を横領した疑いがある坂本芳信容疑者(55)だが、潜伏生活は質素なものだった。
部屋にはエアコンがなく、月々の家賃も、わずか8,000円だった。
長野県建設業厚生年金基金の元事務長・坂本芳信容疑者が潜伏していたバンコク市内のアパートは、ベッドとタンス、テレビ以外に大きな家具はなく、23億円余りが使途不明になっている事件で、国際手配されていた容疑者の自宅としては、簡素なものだった。
アパートのオーナーは「(坂本容疑者の)恋人が、友人を介して、お金を渡していた。彼はお金がなくて、食事も満足にしていなかったんじゃないか」と話した。
坂本容疑者は「(金はいくら残っている?)ないです。(全くない?)はい」と話した。
入管当局に逮捕された坂本容疑者に対し、バンコクの裁判所は2日、およそ6,000円の罰金刑を言い渡した。
坂本容疑者は、11月中にも日本に強制送還される見通しで、長野県警は、身柄の引き渡しを受けたあと、業務上横領の疑いで逮捕する方針。

最終更新:11月3日(日)6時44分

Fuji News Network

 
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