【社会】偽造仮免許に「賢察本部長」 フィリピン国籍の男逮捕偽造の仮運転免許を使い、携帯電話をだまし取ろうとしたとして、名古屋・中署は15日、詐欺未遂の疑いでフィリピン国籍の名古屋市中区新栄1、飲食店アルバイトのバルダノ・ベネディクト容疑者(27)逮捕した。偽造した仮免許の摘発は全国初。市内では同様の手口で携帯をだまし取られるケースが数件あり、関連を調べる。 逮捕容疑では、9月17日、中区の携帯電話販売店で、偽造の仮免許を見せて携帯電話をだまし取ろうとしたとされる。容疑を認めている。 署などによると、免許証の発行元の「愛知県警察本部長」の記載が「県賢察本部長」になっていた。顔写真も枠からはみ出ていた。店員が通報した。 仮免許は試験合格後、自動車教習所内で保管されるのが一般的。有効期限も半年と短く、身分確認に用いるケースは少ないという。署員は「仮免を実際に見たことがある人は少ないので、見破られにくいと思って偽造したのでは」と指摘する。 (中日新聞) PR情報
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