詐欺・組織犯罪処罰法違反:通称名複数使い、携帯電話を詐取 容疑者再逮捕−−県警 /埼玉
毎日新聞 2013年11月02日 地方版
通称名を何度も変更して携帯電話をだまし取るなどしたとして、県警組織犯罪対策課と大宮西署は1日、韓国籍でさいたま市西区の無職、文炳洙容疑者(43)=通称名・青山星心=を詐欺と組織犯罪処罰法違反(隠匿)容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は、8月7日、同市北区の家電量販店で、通称名でスマートフォン(多機能携帯電話)2台をだまし取り、同10日に東京都内の買い取り店で過去の通称名「清永奏斗」を使って売却したとしている。
「売却したことは間違いないが、料金を踏み倒すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。
同課によると、文容疑者は2010年10月から今年9月までの約3年間に六つの通称名を使って携帯電話など約160台をだまし取り、転売。被害総額は約630万円に上るという。【川畑さおり】