山本太郎、“モンスターボランティア”疑惑を否定……「悪質なデマ」

2013年10月31日(木) 18時17分
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 山本太郎参議院議員が、伊豆大島でのボランティア活動でルールを無視した傍若無人な振る舞いをしていたなどとするうわさがネット上で流布されていたことについて、自身のブログで「悪質なデマである」と否定した。

 事の発端は、災害・復興支援ボランティアなどを行っている、あるグループのメンバーがFacebookに投稿した記事。「伊豆大島の今~島外ボランティアさんのワガママと島外議員さんの高圧~」と題したその記事によれば、台風26号により甚大な被害を受けた伊豆大島にボランティアとして来たある議員が、「ボランティアが寝る場所がないって言っているじゃないか!!! 宿泊料金が高くて泊まれないって!!! 今、町長に、ボランティアたちが無料で寝る場所を確保しろって言ってきたからな!!!」などと怒鳴り込んで来ていたという。基本的に災害支援ボランティア等の活動では「宿泊場所を自分で確保できること」がボランティア参加の前提条件となるが、同記事は、件の議員はこのルールを無視する振る舞いをしていたとして強く批判した。なお、同記事はすでに削除されている。

 記事ではこの議員の名前は明かしていないが、「知った顔」の「元俳優」などと記していたことで、ネット上ではそれが山本議員ではないかとの憶測が飛び交い、“モンスターボランティア議員”などと批判が噴出していた。

 この記事に端を発する噂について、山本議員は31日に更新したブログで言及し、「ビックリした。憶えのない振る舞いを、『私は見た』的な落ち着いた文章表現でネット上で拡散された。悪質なデマである」と否定。山本議員がボランティアの人々から「町がスペースを確保してくれれば、寝袋持参などで来やすくなる。宿泊費が必要というハードルが下がれば助かる」との意見を受け、大島町の町長に提言したことは事実であるようだが、「怒鳴り込んだ」などという箇所については事実ではないという。そして山本議員は秘書を通じて現地ボランティアセンターに同記事の内容について問い合わせたところ、「(山本議員が怒鳴り散らしたということは)それは全くないですね。普通の会話でした」との回答を受けたことを報告している。
《花》
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