皆様こんにちは!すっかり秋らしくなって。ハロウィーンは楽しめましたか。ここ1-2年すごくないですか?前は外国のお祭りをチョット取り入れて、子供がお菓子にありつける…くらいのイメージだったのに。町中コスプレっぽいのりで。楽しいけれど、本音を言うと「行事が増えると大変だよう」です。
さて、スクールカウンセラーをしているのですが、その中で先日久しぶりに「ギャー」と思うようなできごとがありました。昔は先生方の中で「集団守秘義務」ということが共有できていなくて、カウンセラーと子供が面接で話したことなど報告すると「オマエ、~なんだってな」などと言ってしまう先生もいました。
でも、ここまで時代が進みさすがに、そういうことはなくなりました。専門家同士として「集団守秘義務」ということが浸透したからだと思います。何をどこまで伝えるかといったことは倫理上の大きな課題ではあります。
子どもや保護者は「ここだから」として人には言えないようなことも話してくださるからです。
そんな中、ある子どもと面接をしていました。嫌なことを言われて相手に暴力を振るってしまったし、さらに殴りたい、というところで止められて…という状況です。高ぶる感情を話していく中でやっと落ち着かせて、状況の説明をしてもらっていたところ、担任に呼ばれて「いかがですか」と聞かれました。
簡単に説明をしました。喧嘩というか問題行動の状況で、先生方としては今後の指導も必要なのだろうと思ったからです。ただ、私が担任に伝えたことをストレートにその子にイキナリ伝えたから、私はギョエ~だったのです。
言葉の表現を変えてさりげなく誘導してもらったり、気持ちを汲んでもらったら支障はないのですが、あまりにもストレートだったので、だれがどう見ても私がその先生に今しゃべった、ということがミエミエ。子供にしてみたら面白くないし、信用も失うようなこと。
私の気持ちは収まらずほかの先生に話したところ、「あの先生なら…ありうるかな…」ということで。
私の見立ても甘かったし、対応がまずかったのでしょう。反省です。
状況を職員同士把握することは大事だけど、あくまで集団守秘義務の上にたっています。なので、今回みたいな子供の気持ちを損なうようなことは残念です。
そうそう、まるで刑事ドラマ見たいって思っちゃったのです。いろいろな刑事が登場して犯人に問い詰めたりして「アマエ~なんだってな」と知っていることを突き付けてみたり。
刑事事件とは違いますからね~。大事です。集団守秘義務!