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アイヌ文化と接するのは重要 坂本龍一さん、札幌大で語る

(11/03 23:38、11/04 01:31 更新)

パネルトークでアイヌ文化への思いを語る坂本龍一さん(中央)

パネルトークでアイヌ文化への思いを語る坂本龍一さん(中央)

 音楽家の坂本龍一さん(61)が3日、札幌大学で開かれたアイヌ文化に関するイベント「第4回ウレシパフェスタ」に参加し、パネルトークで「アイヌ文化に接することは異なる文化の人間が共生し、認め合うために重要だ」と語った。

 坂本さんは、アイヌ民族の血を引く札大生から招待を受けた。パネルトークは、札大でアイヌ文化を教えている本田優子副学長とアイヌ民族の学生3人を交えて行われた。

 坂本さんはアイヌ文化に関心を持ったきっかけとして、2001年の米中枢同時テロ後に当時住んでいた米国の先住民族に目を向けるようになり、「日本にも先住民族がいたはずと思い、アイヌ民族の本を読みあさった」と説明した。

 その上で「日本では髪の毛や目の色が同じなのは当たり前に感じるが、世界には(一つの地域や国に)いろんな民族がいる。世界がグローバル化する中でアイヌ文化を学ぶことは貴重だ」と話した。その後、学生たちによる伝統儀式に参加するなど交流を深めた。

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