テレ朝news

　18年前に東京・八王子市のスーパーナンペイで女子高校生ら3人が射殺された事件で、警視庁は近く、捜査員をカナダに派遣して実行犯を知っている可能性のある中国人の男を日本に移送する方針であることが分かりました。

　1995年7月、八王子市のスーパーナンペイで、アルバイトの矢吹恵さん（当時17）ら3人が頭を撃たれて殺害されました。警視庁は、カナダのトロントに住む40代の中国人の男が実行犯を知っている可能性があるとして、身柄の引き渡しを求めていました。カナダの裁判所は、9月に身柄の引き渡しを支持する決定をしていましたが、その後の関係者への取材で、男が上訴しない方針であることが分かりました。警視庁は近く、カナダへ捜査員を派遣し、他人名義のパスポートで出国した旅券法違反の疑いで逮捕するとともに、男の身柄を日本に移送する方針です。