一日も早く漁業復興へ

公明新聞:2013年11月3日(日)付

試験操業の現状について意見交換を行う横山政務官=2日 福島・いわき市試験操業の現状について意見交換を行う横山政務官(奥中央)=2日 福島・いわき市

横山氏 試験操業で意見交換
福島・いわき市

横山信一農林水産大臣政務官(公明党)は2日、福島県いわき市にある小名浜漁港を訪れ、先月から行われている試験操業について関係者と意見交換を行った。同漁港では震災から2年7カ月がたってようやく試験操業が始まり、漁業復興に向けて一歩ずつ前進している。

県漁業協同組合連合会(県漁連)の野崎哲会長は「いかに安全な魚を消費者に提供するかを最優先に(試験操業を)行っている」と強調。また、東京電力福島第1原発の汚染水問題についても言及し、「覚悟をもってこの問題に臨んでいく」と語った上で、一日も早い、いわきの漁業復興に向け、国の支援を求めた。

会合後、横山政務官は「風評被害の払拭、サンプリング検査体制の強化などに全力で取り組み、いわきでの試験操業が軌道に乗っていけるよう尽力する」と語っていた。

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