糖質を制限して肉や卵をたくさん食べているとインスリン抵抗性が上がり、脂質やタンパク質が作られなくなります。
それだけならまだしも、ミトコンドリアが壊れます。
ミトコンドリアはATPを作るついでに熱を生み出すので、それが減れば寒がりになります。
ペテン師はカロリー不足や甲状腺などと言いわけしますが、残念、インスリンの作用不足です。
それでは「副作用データベース」こと、自殺教団のブログを見てみましょう。
現在、大体10グラム以内/1食当たりの糖質制限を継続中です。
体重は半年間で84~85キロ→56~57キロ、
体脂肪率41パーセント→27パーセントまで落ち、
食後血糖値も140を超えることはありません。
ただ、糖質制限開始から4ヶ月頃から次第に体水分量が増え(タニタ体組成計を使用)
冬に入ってからは凄く寒がりになり、手足の先も冷え切って手の爪の際にヒビが入ったりします。
毎朝起床時に何となく顔が腫れぼったく、手が握りづらい(特に左手)状態です。
糖質制限では代謝が上がるはずですが、私の場合は代謝が下がって冷え症や朝のむくみが出ているのでしょうか?
2011/12/27(Tue)
14:40 | URL | こきち
40代女性のコメントです。どうやら、
「糖質制限のせいで代謝が下がって寒がりになったぞ、どうしてくれる!」
というクレームのようです。
さらにこの方は空腹時血糖値も120を超えるようになり、糖質制限のせいで糖尿病まで悪化してしまいました。
悲惨です。
このように、インスリンが効かないと代謝が上がるどころではありません。
ATPや酵素が作られなくなれば代謝はむしろ低下し、水ぶくれと冷え性で悲惨なことになります。
ただし、インスリン抵抗性というのは食生活だけで決まるわけではなく、たとえば痩せたり、歯医者に行ったりすると下がります。
だから一気に標準体重まで痩せて、食生活が極端な肉食に偏らなければ、問題ない人も多いでしょう。
もちろん、痩せるときに筋肉まで落ちると悲惨なことになります。
筋肉は血糖の80パーセントを取りこむ臓器ですから。
ぶっちゃけ言いわけなんですが (笑)
以前にも書いたように、糖質制限というのは「やり方」次第です。
魚に多いオメガ3という脂肪酸は炎症を抑制するので、肉やチーズ、卵に偏る人とは違った結果になるでしょう。
運動が嫌いでない人は筋肉が極端に落ちることはないでしょうし、ビタミンDやEも関係します (mTORC1、Akt抑制)。
なぜ急にこんなことを書いているかというと、そろそろ削除されるような気がするからです。
某掲示板にアドレスが貼られて急にアクセスが上がったので、もうダメでしょう (笑)
別に「糖質制限を糾弾する!」みたいな気はサラサラないので、どうでもいいんですがね。