数年前までアメリカで流行していたアメリカ版の糖質制限「アトキンスダイエット」ですが、
彼の本が出た当時はアメリカで猛烈な反発があったそうです。
アメリカ栄養士会曰く「アトキンスは悪夢 (Nightmare) だ」。
さすがアメリカ、ストレートすぎます (笑)
さて、反発した団体の中にはアメリカ心臓協会 (AHA)
がありました。
2001年に発表された彼らの「反論」を読んでみましょう。
高タンパクダイエットへの科学的勧告 (advisory)
・高タンパクで痩せる理由はまず低炭水化物による利尿効果であり、利尿による塩分と水分の減少、グリコーゲン欠乏、そしてケトーシスである
・ケトーシスは食欲を低下させる (anorectic)
・限定的な食生活は必然的にカロリー制限になる
・様々な数値の改善は痩せるため
・高タンパクは動物タンパクが多くなり (植物タンパクは炭水化物が多くなる)、結果として飽和脂肪酸やコレステロールが過剰になる
・高タンパクはビタミンやミネラルが不足する
・高タンパクはインスリンを促進する
・長期の安全性を確かめた研究が存在しない
・体重減少にはカロリー制限と運動、それとエネルギーを多く使う生活がよい
テキトーですが、だいたいこんな感じでしょう。
だいたい日本糖尿病協会の「反論」と似ていますが、1つ重要な違いがあります。
それはもちろん、次の一文です。
"However, in fact, protein intake also stimulates insulin secretion.[46]"
はい、ここ大事です。
「タンパク質もインスリン分泌を刺激する」と書いてますね。
肉でもチーズでもインスリンは普通に出ます。
これ12年も前ですよ (笑)
日本人ってバカですね。
そしてこの一文だけで、ペテン師の自殺教は完全に瓦解します。
彼らの宣伝文句は、「糖質を制限すればインスリンは出ない」ですから。
だから日本糖尿病協会もアメリカ心臓協会と同じことを言えば良かったのに、なぜか言いませんでした。
まさかと思いますが、知らなかったんでしょうか?
(笑)
こうして、2002年にAHA会長に就任したRobert O.
Bonow氏も、
「アトキンスで痩せたという研究は、証拠としては不足だ。
AHAのガイドラインを変えるつもりはない。
痩せたい人は低脂肪でバランスの良い食事と運動を」
とインタビューに答えています。
彼らはアトキンスのペテンに引っかからなかったんですね。
さすがです。
専門家はこうでなくてはいけません。
このあとは皆さんご存知の通り。
心筋梗塞を起こしたビジネスマンに訴えられて、アトキンスの会社は倒産。
クソデブになったアトキンスは、みっともない死に様をさらしたのでした。
そして数年後の日本 (笑)
無知なペテン師 (笑) とブタたち (笑) はインスリンを「肥満ホルモン (笑)」と決めつけ、糖質を制限 (笑) しよう (笑) と決めた (笑)
のでした (笑)
いやぁ、ハハハ。
バカっすね。
ゲラゲラ (笑)
肉の食べ過ぎは地球環境にも負担をかけます。
とっとと心臓つぶれてくれていいですよ、自殺教のみなさん。