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中国海洋調査船 尖閣沖で調査活動11月2日 17時20分
2日午前、中国の海洋調査船が、ワイヤーのようなものを垂らしながら、沖縄県の尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域を一時、航行しているのが確認され、海上保安本部は、この船が調査活動を行っていたとみて監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、2日午前10時40分ごろ、尖閣諸島の魚釣島の北西およそ96キロの日本の排他的経済水域で、中国船籍の海洋調査船「濱海512」が船体の後部からワイヤーのようなもの6本を垂らしながら時速およそ6キロで航行しているのを、警戒に当たっていた巡視船が確認しました。
尖閣諸島の周辺海域では、中国船籍の船が海洋調査を行っているケースがあることから、海上保安本部が調査の中止を求めましたが、海洋調査船は「地質調査をしている」と応答したということです。
その後、この船は、正午すぎに日本の排他的経済水域を離れたということです。
尖閣諸島周辺には、中国側が船を頻繁に派遣して来ていることから、海上保安本部は引き続き監視に当たっています。
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