◇マイナビABC選手権<第3日>
▽2日、兵庫県加東市、ABCゴルフ倶楽部(7130ヤード、パー71)▽晴れ、気温18・9度、風速0・8メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽64選手(うちアマ2人)▽観衆6105人
初日から首位をキープしていた池田勇太(27)=日清食品=は4バーディー、3ボギーの70で回って通算11アンダーに伸ばしたが、首位と1打差の2位に後退した。過去10勝の池田は関西地区試合は未勝利。最終日は最終組から関西初Vを目指す。トップに立ったのは通算12アンダーのS・K・ホ(韓国)。池田と同じ2位に藤本佳則(24)。深堀圭一郎(45)=フォーラムエンジニアリング=が通算9アンダーの4位につけている。
日に日に速さを増す高速グリーンに手を焼く池田は「きょうは28〜29パットに抑えてきますよ」と、前日33パットの借りを返すべくスタート。有言実行の29パットで終え「ギリギリだね」と苦笑いした。
前半は4番からの3連続バーディーで快調だったが、インに入ると11、14番でボギー、15番も第2打を左にOBしてボギー。17番で2・5メートルのバーディーパットを沈めて留飲を下げたが「この感じで、よくここ(2位)にいる。周りが伸びなかったおかげ」と振り返った。
これまでツアー10勝。内訳は関東4勝、北海道3勝、中部1勝、九州2勝で、中四国地区と関西地区での優勝がない。試合の少ない中四国はともかく、試合数の多い関西で勝っていないことについては「知っている。周りからも言われているので…」と気にしているようだ。
過去の関西地区開催試合での最高位は2009年パナソニックオープンの2位タイ。今大会に限っていえば過去3回出場して10年の20位タイがベストで、昨年と一昨年は背中痛で途中棄権した。ことしの関西オープンは最終日最終組で回りながら5位。とことん関西には縁がない。
「これで優勝できれば、(各地区の試合に)だいたい勝つことになる」。池田が“全国制覇”へ向けて最終日のチャージをもくろむ。 (櫛谷和夫)
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