12年ぶりのBクラスに沈んだ中日が、井端弘和内野手(38)に対して、野球協約に定められた減額制限(井端の場合40%)を大幅に超える来季年俸5000万円を下回る条件を提示したことが2日、分かった。
今季年俸1億9000万円だったベテランは、右足首と右肘の故障などもあり、100試合の出場にとどまり、打率・236、1本塁打、18打点に終わった。観客動員減などで人件費を抑えたい球団は5000万円にも満たない大減俸を提示したもようだ。「チームにとって必要な選手。交渉は続けていきます」と球団関係者は明かしたが、井端はこの日、ナゴヤ球場で行われている秋季キャンプに姿を見せなかった。
(紙面から)