RD-S303をファームウェア05にダウングレード(HDD換装 1TB化 2TB化)
我が家にはなぜか東芝のHDDレコーダ RD-S303が2台ある。HDDに地デジ番組を保存して、見たら消すというのが基本なので、円盤に焼いて保存という使い方はない。なので、いまだにBDレコーダがない。
1台のRD-S303が調子悪いということでHDDを自力交換した。しかしまたフリーズしたり調子が悪いようだ。というわけで同型機をヤフオク!にて8,000円で購入。なぜこの機械がいいかというとファームウェアの一部のバージョンでHDDの容量チェックが抜けていて、本来320GB搭載モデルなのだが2TBまで認識できる裏技があるからだ。バージョン05というものがそれで、当然先の2台はそのバージョンになっている。この貴重なバージョンから勝手にアップグレードされないように、自動更新は切っておかなければならない。
今回ヤフオク!で購入したものではどうであろうか。
やはり最新の15になっていた、残念。しかしここであきらめてはいけない。バージョン05のイメージファイルさえあれば、改変してダウングレードをすることができるのだ。昔使ったファイルRD-S303_05.imgを探してきた。現在、東芝のサイトからは削除されており、ネット上でもなかなか見つけるのは困難だろう。
RD-S303_05.img
Size: 33,748,992バイト
MD5: ffa92601c43e8a8b438d13efc8399257 SHA-1: fb4ca66bd98f3d10c1db281fe89a30edbbb9db1d CRC32: 318e58a8 これはファームウェア書換用CDイメージであり、当然このままCDに焼いても本体側が15なので05にすることはできない。ちゃんと更新前にチェックがされている。そこでこのイメージファイルのうちの2バイトを書き換えることによってこのチェックをすり抜ける方法がある。 バイナリエディタというものであれば何でもよいので、上記2バイトを[00 52]から[99 99]に書き換える。これによりバージョン005(2版)からバージョン999(9版)という最上位バージョンに見せかけるのだ。こうして書き換えたCDイメージをイメージが焼けるライティングツールを使ってCD-Rに焼く。CD-RWでも問題はないようだ。DVD-Rは使えない。
最初にCDを入れるとこのような警告が出るので了解して電源を入れ直す。
バージョンアップ、はいにして進めよう。
アップデート中はこの画面が出る。約10分ぐらいかかる。
その間、本機の表示はこのようになっている。
アップデート(この場合はダウングレード)が完了すると自動でCDが出てくる。
はじめての設定画面になるが、とりあえず終了させてバージョンを確認する。
無事、05 / 1.06になっていればバージョン05へのダウングレードが成功だ。
あとは、HDDを1TBまたは2TBのものに交換して初期化等の作業をすれば格安大容量HDDレコーダの完成だ。この辺の記事は他のサイトを探していただきたい。 |
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